震災復興と持続可能な社会をめざして国立研究機関の社会的役割を考える | すくらむ

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国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。

 ※イベントのお知らせです。


 《第29回国立試験研究機関全国交流集会》
  ★集会テーマ
  「震災復興と持続可能な社会をめざして
   国立研究機関の社会的役割を考える」


 どのような建造物も地震や津波の規模を「想定」して作られ、そこには科学者・技術者がコミットしています。


 今回の東日本大震災における未曾有の被害が物語るもの、とりわけ地震発生から3カ月が経過しても被害が拡大し続ける福島原発事故。ひたすら「安全」を「保証」してきた科学者・技術者のあり方が大きく問われるなか、私たち国立研究機関に働くものとして、科学者・技術者の社会的役割をいま一度問い直す必要があります。


 加えて東日本大震災は、日本最大の研究都市である茨城県つくば市も襲いました。防災研究に取り組む研究機関や、地震と津波による福島原発の危険性にも警鐘を鳴らしてきた産総研の活断層・地震研究センターも被災するなど、科学技術研究そのものも試練に見舞われています。


 今後の震災復興と持続可能な社会をめざして、科学者の社会的責任とはどうあるべきなのか? 私たち国立研究機関の社会的役割とは何か?――集会を通して考えます。


 《第29回国立試験研究機関全国交流集会》
  ★集会テーマ
  「震災復興と持続可能な社会をめざして
   国立研究機関の社会的役割を考える」


 日時 6月17日(金)9:30~17:00


 場所 つくば研究交流センター・国際会議場
    茨城県つくば市竹園2-20-5
    TEL 029-851-1331
    ※地図↓
    
http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/kouryucenter/005.htm


 参加費無料※どなたでも自由に参加いただけます。


 集会プログラム


 午前の部


  ◆記念講演「東日本大震災と科学者の社会的責任」
   講師:立石雅昭氏(新潟大学名誉教授/新潟県「原子力発電所の
            安全管理に関する技術委員会」委員)


  ◆特別報告「福島原発事故の現況について」
   講師:岩井孝氏(日本原子力研究開発機構労働組合委員長)


 午後の部


  ◆パネルディスカッション
   「震災復興と持続可能な社会をめざして
    国立研究機関の社会的役割を考える」


   パネリスト
    石川有三氏(産総研招聘研究員、静岡大学客員教授)
    島田誠一氏(防災科学技術研究所労働組合委員長)
    菅富美男氏(全建労筑波地本地理支部執行委員)
    森濱和正氏(土木研究所労働組合副委員長)
    間島隆博氏(全運輸 運輸研究機関支部委員長)
    立石雅昭氏(新潟大学名誉教授)
    岩井 孝氏(日本原子力研究開発機構労働組合委員長)
    石田 章氏(学研労協副議長、集会副実行委員長)
   コーディネーター
    池長裕史氏(学研労協議長、集会実行委員長)


〈主催〉国立試験研究機関全国交流集会実行委員会
    連絡先:国公労連(担当:井上)03-3502-6363
        
mail@kokko.or.jp