※シンポジウムのお知らせです。
シンポジウム
シングルマザーの孤立と貧困
~幼児放置死事件を契機に、その背景を考える~
【日時】1月30日(日)
午後1:30~5:00(1:00開場)
【場所】大阪司法書士会館 3階ホール
地下鉄「谷町四丁目」8番出口徒歩3分
大阪市中央区和泉町1丁目1番6号 TEL 06-6941-5351
※地図はこちら
【資料代】500円(生活保護利用中の方は無料)
【託児について】**託児可能です**
今夏、大阪市西区のマンションで、幼い男児と女児の遺体が発見されるという痛ましい事件がありました。原因は、23歳の母親の育児放棄と見られています。
この事件を始めとして、母親による児童放置死事件はセンセーショナルに報道されがちです。
しかし、その背景には貧困や孤立など、多くのシングルマザーが共通して置かれている状況があるのではないでしょうか。脆弱な子育て支援体制、低学歴や貧困からくる情報からの阻害、社会保障の不備の隙間を突く身近な「貧困ビジネス」としての風俗産業…
こうした悲劇を生まないために、私たちに何ができるのか。どのような社会的な取り組みが求められているのか。みなさんと一緒に考えたいと思います。
※上記の二児放置死事件については、報道等に表れているケースの概要を、あくまでも議論の導入として参考にするものであり、当該事件の事実関係の解明や当事者に対する論評は予定しておりません。
【登壇者】
コーディネーター 中野冬美氏
生活保護切り下げに反対する実行委員。長年、母子家庭の当事者団体で活動し、国や行政に当事者の立場で発言してきた。「女性のための街かど相談室ここ・からサロン」共同代表。
【パネリスト】
荘保共子氏
大学卒業後、教会の青年活動の中で西成の子どもたちと出会う。78年,西成警察署横に学童保育「こどもの里」を開設。子供のケアにボランティアスタッフと共に取り組んでいる。01年大阪市家庭養護寮の認定を受ける。
鈴木くみ子氏
非婚死別シングルマザー・ケアワーカー・生活保護の切り下げに反対する実行委員などの立場から活動。現在、箕面市において「シングルマザーのおしゃべり会」の世話役をつとめている。
中塚久美子氏
朝日新聞生活文化グループ記者。子ども支援、貧困問題、虐待などを中心に取材を重ねてきた。
渡辺和恵氏
75年弁護士登録。いくの学園(DVシェルター)支える会会長、大阪弁護士会子どもの権利委員会委員、元大阪の婦人保護事業を守る会会長、等。
【主催】反貧困大阪ネットワーク実行委員会・生活保護切り下げに反対する実行委員会
【共催】大阪司法書士会
【問合先】
大阪市北区西天満3-14-16西天満パークビル3号館7階
弁護士 小久保哲郎(事務局長) TEL 06(6363)3310