宙に浮いた?人事院勧告 | すくらむ

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国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。

 国公労連は8月5日に人事院の出合事務総長と勧告に向けた最終交渉を行った。その際、「勧告日は7日を予定している」との回答があった。また、日経新聞をはじめ多数のマスコミが、ベアゼロ、一時金改定もなし、労働時間の15分短縮などの勧告内容とともに、勧告日は8月7日との報道を行っていた。


 今日は7日。すでに各官庁の通常業務の時間は終了しているが、勧告が行われたとのニュースはない。と言うか、なぜ勧告が行われないのかの説明も、解説もない。人事院勧告は宙に浮いてしまったのだろうか。


 今日の昼休みには、安心年金つくろう会が日本年金機構の基本計画の撤回を求める厚生労働省要求行動を行った。年金業務の実施体制の大幅な人員削減と民間委託の拡大、業務に精通した職員であっても、処分歴のある社保庁職員は年金機構に採用しないとする基本計画に反対しての行動だ。年金記録問題解決のための体制も何ら検討していないことも大問題だ。国民が求める安心・信頼できる年金制度に背を向けた基本計画は撤回させなければならない。


 それにしても、宙に浮いた年金と人事院勧告。この国は常識と理性を失ってしまったのだろうか。


(by焼酎ロック)