この国の働き方は大きく狂ってしまっている | すくらむ

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国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。

 日本弁護士連合会(日弁連)が、6月21~22日で取り組んだ全国一斉「生活保護・非正規雇用ホットライン」(電話相談)に、全国で1100件を超える相談が寄せられたそうです。このことマスコミでは、報道されていないようですが(私がネットで検索した限りの話ですが)、電話相談に取り組まれた弁護士の方々の個人ブログにいくつか状況がアップされていました。


 なかでも派遣労働者からの相談が多く、「自殺を考えている」など極めて深刻な相談がたくさんあったそうです。“秋葉原事件”を持ち出すまでもなく、いまのこの国の働き方、社会保障のあり方が大きく狂ってしまっていることの現れではないか、と弁護士の方々が警告を発しています。


 日弁連は10月2日に人権大会を開催し、「労働と貧困」をテーマにシンポジウムを行い、今回の電話相談に寄せられた悲痛な叫びをしっかりと受け止めて、この国の働き方に対する提言をまとめるそうです。
(byノックオン)