「靴、忘れたので遅くなります~」

 

朝イチのメッセージは

 

ブロ友ラン友&山友・丘さんから。

 

 

 

「三ちゃんのおやつは持ってきたんだけどね」

 

と、言いながら

 

美味しそうなパンもいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

モミジガサより小さいテバコモミジガサ

 

 

 

 

 

 

 

さて、シロウト山友2人が向かうのは

 

お皿を伏せたような平べったいお山「皿ヶ嶺」。

 

丘さんの運転で、快調に登山口に到着☆

 

 

 

草刈り隊にヤラれたツリフネソウの道からスタート。

 

今季、お初のタマアジサイ♡

 

登山道はモミジガサとオオバヨメナとヒカゲミツバ。

 

白いお花のオンパレード♪

 

 

 

 

 

 

キンミズヒキ

 

ヌスビトバナ

 

ノダケ

 

 

 

 

 

トトロ岩の辺りで、でっかいオオバコみたいなのや

 

ちっさいミズヒキソウなどと格闘してると

 

(ちっさい花はピンとが合いにくいのよ)

 

前方に人の気配を感じる。

 

ありゃ、下る人を待たせてしまってるみたい。

 

丘さん、急ごう!

 

 

 

「すみません、お待たせしました」

 

花の話などしながら挨拶などしてると、

 

あれあれ?

 

私たちと同じように登り始めたぞ。

 

 

 

 

 

 

オオバショウマ

 

アカソ

 

アキチョウジ

 

 

 

 

 

「このオオバショウマの方が好きなんだ」

 

サラシナショウマとの違いを説明してくれた。

 

ひょっとして、皿ヶ嶺に詳しい人?

 

「ガイドさん付きになっちゃったね」

 

丘さんとヒソヒソほくそ笑む。

 

 

 

この方、剪定鋏など持っていて

 

登山道に飛び出した小枝などを切ったりする。

 

「この山の見守り隊なの?」

 

そんなコトを思わせる彼。

 

 

 

 

 

 

 

ミヤマタニソバ

 

アオホオズキ

 

 

 

 

 

休憩のベンチで分かったんだけど

 

なんと!?

 

 

 

…kokkoの知り合いだった(笑)

 

 

 

「アンタ、松山のあの辺ならバイクに乗ってた〇〇さん?」

 

〇〇というのは、私が今の会社の前に居た親会社。

 

「常務や部長に、アンタとビールの飲み比べさせられた」

 

えっ?

 

 

 

 

 

 

ヤマジノホトトギス

 

ヤマシグレ

 

 

 

 

 

えっ?

 

そんなの知らない。

 

でも、この方が昔お勤めだった会社名を聞き

 

「その会社の人は、所長さんしか知らない」

 

と答えたら、なんと

 

その所長さん、ご本人だったという。

 

「ビールの飲み比べも、バイクもkokkoさんらしい」

 

丘さんは大笑いであるが、

 

あの時の所長さんなら、納得☆

 

そこから竜神平までは、懐かしい話が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

オタカラコウ

 

 

 

 

 

 

「では、私たちはとりあえず山頂へ」

 

竜神平までのガイド役のお礼を言い、

 

山頂への矢印の差す方向へ。

 

 

 

「クロフネサイシンって、門番の近くだったよね?」

 

森の門番と言われる2本の木。

 

…と思われる「門番」を三回ほど数え

 

「見落としたのかな~」

 

と、やっと見つけた

 

「これがホンモノだと思う」2本の木。

 

 

 

 

 

 

アキノタムラソウ

 

 

 

 

 

 

 

その向こうに、ガイド役の彼が教えてくれた

 

クロフネサイシンの葉っぱを確認。

 

「次は、きっと自分で見つけられる」

 

素人2人で、山頂を目指すのは初めてだからね。

 

 

 

 

「午前中の涼しい間に、行って帰ろう」

 

そんな計画だった私たちが、山頂に着いたのは

 

12時を5分ほどすぎていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ま、午後の予定はないからね」

 

山頂は暑いので、木陰で栄養補給タイム☆

 

栄養ゼリーと、丘さんからパンを半分いただく。

 

冷たいドリンクで元気回復♪

 

生い茂るクマザサの道を再スタート。

 

 

 

「あったよ~」

 

三角点を見つけ、ホッとする。

 

 

 

 

 

 

ヤブマメ

 

 

 

 

 

 

 

「さあ、竜神平に戻ろう」

 

この時間帯の散策は正解?

 

山頂と三角点から十字峠の間くらいまでは日影が無いが

 

十字峠から竜神平までは、ずっと日影。

 

ありがたや~♡

 

 

 

竜神平に戻ると、居た居た!

 

上りで遭遇したガイド役の彼♡

 

「戻ってきました~」

 

 

 

 

 

 

ツリガネニンジン

 

タチカモメヅル

 

カワラナデシコ

 

ヌマトラノオ

 

 

 

 

 

 

竜神平では、彼のお仲間が荷物を見ていてくれるというので

 

リュックを置いて、ウロウロ。

 

「そこのはショボいけん」

 

私たちが見つけたモノよりも

 

もっと綺麗な咲き具合の花を教えてくれる。

 

 

 

「もう少し早かったら、白く真っ白な花が…」

 

咲き終わった跡を教えてくれたり

 

「ここにあったのに、盗られてる」

 

お気に入りの花の盗掘に、落胆したり。

 

 

 

 

 

オニユリ

 

 

 

アカバナ

 

ヒメナミキ

 

ゲンノショウコ

 

 

 

 

 

偶然の出会いとはいえ、懐かしいご縁。

 

「暇があれば、皿ヶ嶺に来る」彼は

 

登山口で、大雨の後に乱れた登山道を

 

直しに来たというお知り合いに声を掛けられたという。

 

 

 

「水場でスイカ冷やしてるから」

 

お昼までに下山する予定だった私たち。

 

昼食は持たずにゼリーで180kcal。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「持ってましょうか?」

 

と手を出した丘さん。

 

スイカ売りの人のように笑顔を振りまき

 

ありがたく2切れずついただけば、空腹も落ち着く。

 

 

 

「今日は本当にありがとうございました」

 

丘さんの夕方の予定が迫ってるので

 

お片付けもそこそこに、下山開始。

 

かなり良いペースで下りたはずなのに

 

登山口付近の「風穴」で涼んでいたら

 

彼らに追いつかれる(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「トイレ裏の花壇も見てってね」

 

あの場所は、この人たちが管理してたのか!

 

「ネットで何でも買える時代だから」

 

そうは言うが、自宅では育たない花を寄付してるのかな?

 

できれば、ネットでの売り手さんが

 

山で盗った植物でなければいいな。

 

 

 

思いがけず、めっちゃ濃い一日。

 

4時間で下山完了予定が、5時間45分。

 

「私たちなら、アリだよね」

 

一緒に笑ってくれる、丘さんにも感謝。

 

お盆休みの良い思い出が、また一つできました☆

 

 

 

 

 

 

 

尉の城の後ろが、皿ヶ嶺だワン🐕