去年の母の日に贈った、ミニくちなしが今年も咲いた。
ほんのりと甘い香り、母は気づいたのかな?
「もう要らんけん、寝させて」
ご飯の途中なのに、寝させてとか
トイレに連れてってしか言わない母。
美味しいとかも言わない。味もわからんのかなぁ。
父が口に入れてあげれば
「もう、要らん」と言いながらも仕方なく食べる。
私が仕事場から実家に行くと、
大抵こんな場面の時に到着する。
「お父さん、ちょっと動かすよ」
車いすでふさがれたスペースを、少し広げる。
くちなしの鉢を母の目の前に置き
「ここに花があるんやけど匂ってみて」
母の手に花を触らせる。
興味ない…と、手をはらわれるかと思ったら
素直に鼻を近づけた。
「くちなしなんよ、いい匂いやろ」
「うん、いい匂い」
父を見れば、嬉しそうに笑ってる。
良かったね~♡
この日は、バドミントン教室の日。
実家から直接 武道館へ。
自宅の晩ご飯は「各自で用意」。
次男シンの提案で、こういうことになった。
ありがたい。
バドミントン教室、この日は見学の予定だった。
前の日の練習で、足首をグリッとやっちゃって。
ほとんど痛みはないけど、あまり動かさない方がいいかなと。
一応着替えて、先生に申し出る。
「できるコトだけやって、無理そうなのは見てます」
そしたら今回はネット際に立って、打ち込むだけの練習?
足、動かさなくていいじゃん!
優しい先生は言った。
「実は、ボクも足痛めてるんです」
…お互い、無理なくやりましょう。
嬉しいコト、2つあった日となりました♡
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