2024.04.20 雨

 

 

 

 

 

 

「けっこう惑わされたね」

スマホのナビが悪いのか、

道を間違っても気づかぬ、私が悪いのか

1時間30分ほどかかって、やっと到着。

前に来た時は、ずっと海岸線を走った気がしたんだけどな。

今回は山の中を結構 走った。

初めは小ぶりだった雨も、次第に本降り。

ま、橋を見るこの場所に来た時は

かろうじてヘルメットが脱げるぐらいになって良かったけど。

 

 

 

 

 

 

山の中、民家の軒もないので桜の木陰で合羽を着こむ

 





角島大橋。

今回のツーリングは、これをおとーサンに見せたかった。

12年前に来た時とは、全く違う海の色。

仕方ないとはいえ、残念だ。

 

(12年前はコチラ ☟☟☟☟)

 
 
 
 
 
 
12年前とは全然、海の色が違うよね~
 
 
 

 

 

 

そばに居た車の人にツーショットを撮ってもらい

「さ、渡りますか」

「えっ?渡るんか??」

せっかく来たのに渡いで どーすんの?

「無料だし、渡っとこや」

「渡って何かあるんか」

「…灯台」

 

 

 

 

 

 

水色っぽく見えなくもないけど「青」ではないのよ

 

 





実際、写真を撮り終えてから雨脚が強まり

橋を渡ってる時は、風も出てきて

ハンドルがっちり。

ニーグリップしっかりしてないと、フラつくくらい。

それでも心の中では「ヒャッホー!」。

お天気の悪さは、自分自身でカバーしないとテンション上がらん。



ヘルメットのシールドを雨粒が叩きつける中

角島灯台への矢印を見つけ

右へと曲がるが、駐車場どこだっけ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



屋根付きの駐輪場があれば、

お金払ってでも停めるんだけど

見つからないので路駐で失礼。

こんな雨の中、バイクに乗ってる人なんて

他に居ないから、路肩に停めさせてもらう。

 

 

 

 

 

 

 





灯台への入場料を払うのに、合羽のスナップを外し

内側のファスナーを外し、そのまた内側のスナップボタンを外す。

そぅしてからぁ、バイクジャケットのマジックテープを外し

ファスナーを外し、内ポケットのファスナーを下して

やっとのことで財布を取り出す。

支払いが終われば、おつりを入れて、

財布を内ポケットに入れて…

先ほどの作業を順番を逆にして、やっと灯台へ。

階段を上るのに、手に持ったヘルメットが邪魔だ。

最後のハシゴみたいに狭い階段は、ロープも持ちたいし

手摺りも持ちたいが、ヘルメットも手放せない。

バイクのヘルメットホルダーに付けて放置するには

ものすごい勇気がいるくらいの雨だった。

きっと置いてきたら、降りた時には

ヘルメット一杯分の水が溜まってたことだろう。

 

 

 

 

 

灯台からバイクを見る☝

 





ゴツン☆

灯台の出口で頭をぶつけた

「ヘルメット、かぶって上がれば良かったのに」

私が財布の出し入れをしてる間に、先に行ってたヤツは

冷たいセリフを私に浴びせかける。

そりゃ、かぶってたら両手自由だし

頭ぶつけても大丈夫やったかもしれんが…。

何かムカつくが、次の言葉でチャラにしてやる。

「雨やけど、海が水色に見える部分があるよな」


 

 

 

 

 

海の左の方に水色の部分あるでしょ?

 

 

 




でしょでしょ~~♪

何だろうね、暗い部分もあるのに水色のとこもあるのよ。

わかってくれて、嬉しいなぁ♡




階段を下りる時は、ヘルメットをかぶって(笑)

お隣の角島記念館も覗いてみる。

こちらは、私も初めての場所。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

角島の歴史や日本各地にある灯台が紹介されており、

瀬戸内海の釣島の灯台の写真もあった。

また、灯台長の部屋も復元されて展示され

意外にも、おとーサンの興味を引いてくれた。

 



「ちょっと甘いものでも…」

ちょうど、バイクを停めたところの反対側に

ソフトクリーム屋さん見っけ♪

お土産なども見てみたいが、合羽にヘルメット。

見るからに不審者だもんで、チラリと横目で。
 

 

 

 

 

 

もちろんアイスもヘルメットかぶったまま(笑)

 

 

 

 



もし仮に買ったとしても、それをバッグに入れるためには

雨よけのカバーを外して、バッグのふたを開けなければならない。

開けると、中身がずぶ濡れになっちゃうからね。

ここでは諦めて、ソフトクリームだけ。

 

灯台の階段、キツかったから冷たいのが美味しいね♪


映えそうなブランコもあったけど、

こう強い雨では、はしゃぐ気にもならん。

合羽きてるから、オシリが濡れるのは平気なんだけどね。

 

 

 

 

 

 

 





帰りに島側から橋が見られる場所に寄ろうかと指さしたが

ミラーに写るおとーサンの手は「いらん」のサイン。

へーへー。

止まると雨を余計に感じるしね。



とりあえず、次いこう~☆