実家の近くのレンゲ畑

 

 

 

 

 

 

雨になった月曜日。

 

お天気よかった日曜日。

 

またまた妹と時間を合わせて、実家へと。

 

 

 

身支度 整え車に乗り込み

 

少し寄り道しながら車を進める。

 

 

 

 

 

池の向こうに海があるように見えるけど…

 

実は春菊が咲いてたり…

 

お花見ができそうな公園があったり♪

 

 

 

 

 

 

「ここから見たら、池の向こうに海があるように見えない?」

 

実は、その向こうには畑や桜の咲く公園。

 

「春菊の花、昔学校に持って行って飾ってたよね」

 

妹と笑いながら、そんな昔ばなし。

 

花は可愛いが、キツイ匂いが教室に広がってたに違いない(笑)

 

 

 

待ち時間1時間。

 

施術時間一人あたり 15分で散髪を済ませ

 

スーパーで食料品や日用品を買い込み

 

4人そろって「しおさい公園」へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あそこの桜は、咲くのが遅いから」

 

父の言葉通り、まだまだ綺麗な桜がいっぱい。

 

ただ、みなさん考えることは同じなので

 

駐車場もいっぱい。

 

もちろん、障がい者用のスペースは空いてるのだが

 

お花見スペースもいっぱいなのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何年か前にランニングしたんだけど…」

 

確か、海側にも駐車場があったはず。

 

車に乗り込み、公園をぐるり。

 

ちょうど体育館の裏辺りは、デッドスペース?

 

「一台も車ないじゃん!」

 

 

 

ラッキーなことに、駐車場にも桜がいっぱい。

 

誰も居ないので、ここでお花見させてもらおう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よっこらしょ」と車いすを下して

 

父が座れば、彼は一人で動き回れる。

 

母用の車いすはないので、キャンプ用の折りたたみイスを広げ

 

そこに座ってさえもらえれば

 

私と妹が、椅子を持ち上げ二人で運ぶ。

 

 

 

「ここは外?暖かいね~」

 

目の見えない母、外がわかるなら、よろし♡

 

「桜の木の下で、お花見するんよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

調子が悪い時は「ふーーん」しか言わないが

 

「桜が咲いとるん?見えたらええのに」

 

この日は少し、マトモな返事。

 

もちろん、同じやり取りを3回くらいはしたけどね。

 

 

 

お花見弁当は、みんな大好き握りずし🍣

 

手でつまんで食べても、OK☆


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妹が気を利かせて、おしぼりを持ってきてくれていた。

 

ウェットティッシュは、手が荒れるからね。

 

 

 

母が食べ終わるまで、妹が見ていてくれたので

 

妹が食べてる間のトイレ係は、私が。

 

父よ、ちょいと車いすを貸しておくれ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日はね、お花見に来とるんよ」

 

「お母さん、背中に花びら乗っとるよ」

 

「ツツジの花も咲いとるけん、一輪もらってお父さんに届けよか」

 

ぽかぽか陽気の中、ゆっくり歩きながら

 

話しかけたり、歌を歌ったり。

 

 

 

「戻ったら、ツツジをお父さんにあげて桜餅を食べよう」

 

お腹いっぱいって言ってたけど

 

桜餅は別腹?

 

その辺の遺伝子は、しっかり kokko にも受け継がれてる(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いいお天気で良かったね」

 

ホントは夕方までお手伝いしたかったけど

 

今回も妹に任せて、一足先に家路へと。

 

 

 

お布団も干せたし、散髪もできたし、良い一日。

 

また、来年もみんなでお花見したいなぁ♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実はケアマネさんからは、父の負担を考慮して

 

母の施設入りを勧められている。

 

私としては、そう長くないと思われる夫婦の時間。

 

母が歩けなくなれば、必ず施設に入ることになるのなら

 

それまでは、一緒に居て欲しいなと。

 

娘のワガママなのかもしれないけれど

 

父や妹とも、じっくり話し合いたいと思ってます。

 

 

 

 

 

しおさい公園前の通り