軽石みたいな岩屋寺の岩
先週の日曜日の岩屋山の話の続き♪
四国霊場45番札所「岩屋寺」。
88か所の中間になるこのお寺は
お遍路さんは44番札所「大宝寺」からだと
八丁坂ルートと県道ルートの選択ができる。
大きな木に見とれながら山を下る
今回、kokkoたちが通ったのは、昔ながらの遍路道。
八丁坂の厳しい上り下りを修行者のごとく、2時間半。
(ホントはおしゃべりしながら、オヤツ食べながら)
一般的な遍路道は県道ルートなので、階段を使って
「岩屋寺に上がる」という表現をするが
岩屋山(785m)から下って来た私たちは、標高585mの
「岩屋寺に下りて」いく。
緑の幟と比較してもデッカイでしょ♪
あちらこちらに原色の幟が立てられ
岩屋寺の敷地に辿り着いた感はあるものの、お寺はどこ?
大きな木に見とれる女性陣。
三人寄れば、やかましい(笑)
「めっちゃ大きな木、すごーーーい」
左に二人が立ってます
どんくらい大きいかというと
足元の二人がこんなに小さく見えるくらい。
…遠近法もあるので、大げさかもしれないけど
木の幹、3人が手をつないでも抱えきれなかった。
さて、わぁわぁ言ってる間に、山パパの姿が見えなくなった。
「どこかな~」としたの棒を見れば、いたいた♪
扉の前で待っててくれたようだ。
岩も大きい
「そこから入るの?」
「違う違う、普段ここには鍵がかかってるんだけど」
この場所は「逼割(せりわり)行場」。
納経所で預かった鍵で扉を開けて入り、
逼割禅定と呼ばれる両岸が迫った岩の隙間を上り、
さらに鎖場を登ると梯子があって、そこにお札を納めるらしい。
その場所へ扉の鍵が開いてたというのだ。
でも、私たちが鍵を開けたわけではないので
上がっていくのもどうかと思い
ちょこっとだけ覗かせてもらった。
あの岩の間を登っていくらしい
1人ずつしか通れない幅
真上を見ればこんな感じ
岩の隙間から、空が見える。
あの上にも、また一つの世界があるんだろう。
上がって見たい気持ちはいっぱいだったが
多分ダメなんだろうね、2~3m上がっただけで引き返す。
なんたって、腹ペコ(笑)
撤退~~
扉は閉めておきましょう
山の上から見えた屋根は扉の左のコレかな?
「どこを通ればいいのかな?」
大きなシダの道を、少々迷いながら下っていくと
不動明王さん?や、お稲荷さん。
人の声も聞こえ始めたぞ♪
「着いたよ」
お線香の匂いが近づいてくると
山パパさんの前に山門が現れた。
「やったーー!ご飯だぁ」
って、たぶん口に出していたと思う(笑)
本堂に手を合わせ、ふと見れば
向こうの岩のハシゴを下りてくる人?
「ねーねー、あそこって上がれるの?」
お腹グーグー虫、どこ行った?
山パパさんに続き、kokkoも上るぅ~~~♪
岩場にかけられたハシゴは、しっかりと太い。
安定感はあるのだが、太いだけにガッチリつかむことはできない。
「ゴム付き軍手持ってくれば良かったな」
ランニング用の手袋では、ちょっと滑る感じ。
今思えば、外して上っても良かったな(笑)
ハシゴの下でもこの眺め♡
上っちゃう?
上りますよね~
「いい眺め~」
ホントだね。
この日は木の枝の向こうの景色ばかりだったから
遮るものがない眺めは、爽快そのもの☆
サイコーーー☆
上の方が景色イイよ~
山ママもここまで頑張った♪
「ここでやめとく~」
ふと見れば、山ママさんも上がってきてたのね。
高所は苦手っていいながら、かなりチャレンジャー♡
「降りる方が怖いかも」
山パパさんの声に、少しビビる。
ま、一歩一歩ゆっくり下りれば大丈夫でしょ♪
「香川のせっかちサンが居なくて良かったね」
あの人に急かされたら、私ハシゴ上がらんかったかも(笑)
…きっと今頃クシャミしてるに違いない。
その場にいない人のウワサをしながら、今度こそ…。
あの建物の左上…
お昼ご飯の前に、みんな一回ずつ鐘を撞く。
あれ?
ホントはお参り前に撞くんだっけ?
無作法失礼いたしました。
そんなこんなで、
やっとお昼にありつけた一行でありました~☆
あの岩の窪みに上がったんだよね☆