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初日、3枚目の田んぼは三角形。

おとーサンが先に、刈りやすいようにカタチを作ってくれます。



そうやって刈り終わった田んぼ2枚。

スッキリしたなぁ。



3枚目の田んぼの畦には、まだ彼岸花が咲いていて

もちろん、サギさんたちもたくさんお見えになり

広い田んぼも楽しみながら刈り入れ完了~☆




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タローちゃん(この日は、お仕事)からの差し入れ

スイートポテトをほおばりながら、

「次の田んぼに行ってて」と。



おとーサンは軽トラで、ライスセンターへ刈り入れた籾を運ぶ。



次の田んぼにって…。

コンバインを、道路から田んぼに入れるんが難しいんよね…。

上手くできるかなぁ?




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そう思いながらも、自力で田んぼにコンバインを入れることに成功☆



道路から、田んぼに下っていくスロープが難関だったが

思いのほか上手くできて、

「やればできるのよ」と、自画自賛のkokko♪



田んぼを一周し、2周目に差し掛かる時、事件は起こった。



市道からの下りのスロープ。

段差を上手くかわし、右に車体を振り

真っ直ぐ体制を整えようとした時…。




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コンバインのキャタピラの後部が、その下り坂の段差を捉えた。

キャタビラとはたいしたもので

その段差でつまずくことなく乗り上げ、

車体が右へ傾いた。



私は思わずコンバインから飛び降り…。



操縦者のいないコンバインは、そのまま前進。

用水路の縁石で止まると思いきや、

そこはキャタピラくん。



モノともせずに、用水路を乗り越え、お隣の敷地の壁を押す。

やめてやめて~~~!!!



どうやったら止まるん!?

クラッチクラッチ。。。。



クラッチペダルを思いっきり手で押さえる。

後で思えば、クラッチを切るレバーが車外にあったのに

そんなモノに気づくわけがない。



とりあえず、バックギヤに入れると

勢い良く下がるが、今度は道路との壁に当たりそうになる



どうやったら止まるん?????

またまた、パニック。



そう、クラッチ。



もう一度、クラッチペダルを右手で押さえ

左手でニュートラルに入れる…。



止まった。




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エンジンを切った。

前の角、3本が平行なはずなのに

斜めに壁に激突した左前が、かなり内側に曲がってる。

…手で引っ張ってみたけど、ビクともしない。



とりあえず、今できることを…。

そう思い、鎌でコンバインではムリな端の方を刈っていくことにした。



「おとーサン、私やっちゃった…」

タイミングよくかかってきた電話に、私が低い声で言う。



おとーサンってば、ライスセンターが混んでるから

田んぼに戻るのが遅くなるって、連絡しただけなのに

私の思わぬ報告に、きっとヤキモキしてただろうな。




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壁の傷跡。でも壁がなかったら、どこまで走って行ったやら…。



「思いっきりやったなぁ」

その言葉に、ごめんねとしか言えず…。

なんとか稲を掬い上げる角を、バールで修正し、動くことを確認。

「コレで動かんかったら、かなりショックやったけど、稲刈り続行できるじゃん」



おとーサン、ホントごめんね。

その後は、マジメに作業再開。



めっちゃ、マジメにやったので、

予定以上の5枚目の田んぼまでクリア。



「今日はがんばったな」

おとーサンは、そういってくれたけど…。



満月のはずのお月様も、雲に隠れにじんで見えた。。。




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