「信仰こそは人生の宝庫のあらゆる扉を開く万能の鍵である」 松下松蔵翁 | MAJOLICA

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宮﨑貞行著 松下松蔵と「宇宙の大気」

 

【小泉太志命】陰の人物が表に出てくる今この時 

日本に生まれし神人を、世に在らしめる宮﨑貞行先生による第二弾が発売されました。

 

【著者あとがきより】 
私は、ささやかながらも、忘れられていた明治、大正の神人、 
川面凡児翁を発掘し、「体から神に入る」という手法を学んだ。 
川面の一番弟子、小泉太志命の『祓い太刀の世界』を紹介し、 
邪気、邪霊を祓う作法を知ることができた。 

そして今回、遅まきながらやっと松下翁と塩谷先生という 
神人(ホモ・デウス)にたどりつき一篇の物語を編むことができた。 
どんな人も国も、物語なくして生き延びることはできない。 
物語や神話を忘れた国民は滅びていくのである。 
二十一世紀の我が国に必要なのは、物語と神話なのである。

 

コラムより

 

松下松蔵なる人物

農家の長男として生まれた松蔵は徹底した親孝行であった。決して人と争わず人と比較する気持ちを持たない人物であった。「人と争い勝ったとして何の得がありますかな。負けたとして何の損がありましょうや。負けるが勝ちというように、できるだけ我慢して人の下手にいて負けているのが良かたい。立派な着物を着ていても心が汚れていては見苦しか」

 

生命の根本原理である「宇宙の大気」

松蔵翁は昭和十年まで病気治しと霊魂の研究を行い、その後「宇宙の大気」について研究をはじめた。「宇宙の大気」というのは、宇宙そのものを産み出した根源的なエネルギー、霊気のことである。頭頂の百会から「宇宙の大気」が流入し、体の経絡を通じて心臓や内臓を動かしていることを松蔵翁ははっきりと透視していたのである。

 

忠、孝、敬神、崇祖「四つの大道」

私は病人を治すばかりが使命ではない。病人を治すのは神様のお力を示すためである。ところが、病気を治してもらったものの多くは、目前の病気を治していただいたことを喜ぶばかりで、神様のお力のことを考えないものがいるのは、遺憾なことである。私の役目は、人はどういう目的で創られ、どういう道を踏み行うべきかを明らかにすること、そして四つの大道が人のために用意された道であることを示すことである。

 

***************

 

アメリカでは、十九世紀末から、心霊主義の運動が盛んになっていた。 
それは、アメリカのチェスターフィールドで行われた交霊会での出来事であった。 


安藤弘平は研究のために交霊会に参加していた。四十八歳のことである。 
安藤は、グロリア・ターバー夫人より、霊による自動書記の石版を渡され、 
石版には、Matsuzoという単語が書かれていた。 


ターバー夫人から、Matsuzoは安藤の背後の指導霊と教えられた。 
自動書記による石版の伝言にはこのように書かれていた。 

 

—あなたの指導者として、私はこのことを言い残しておきたい。 
 

—信仰こそは、人生の宝庫のあらゆる扉を開く万能の鍵である。 
 

—あなたの言葉の使い方によって、あなたは認められたり非難されたりするのだ。 
 

—人生は現実のものであり、厳粛なものである。 
 

—今日の人々に必要なものは、物の糧ではなく、魂の糧だ。 
 

—あなたの考えと思いを、常に正しいことに向けよ。 
まつぞう(matsuzo) 

 

本書のはじめに登場する上記の安藤弘平氏は、大阪大学で電気工学の教授をされていました。

 

電気通信の世界を探求し、情報やエネルギーを運ぶ電磁気は「テレパシー」とも関係があるのではないかと、当時盛んに行われていた交霊会に参加するため、昭和29年アメリカのチェスターフィールドの村を訪れた際に自動書記の石版を渡されます。しかし安藤教授はそこに書かれていた「まつぞう」という人物のことは全く知りませんでした。

 

当時は霊的現象を科学的に解明しようとする人たちが多かったのかもしれません。それにしても海を越えた遠いアメリカの地で、自分の指導霊が会ったことも聞いたこともない「松下松蔵」と知らされるとは、まさに事実は小説よりも奇なり。

 

霊的な出来事、現象を、神懸かった異質なものとして捉えるのではなく、松蔵翁が安藤弘平氏に伝言した言葉の一つひとつの重さは計り知れないものがあります。

 

前著の小泉太志命、そして松下松蔵翁と、己を律し清く力強く生きる様を、宮﨑貞行先生の緻密な取材、渾身の執筆を通して世に残すことができたことは「宇宙の采配」なり、と感じた次第です。

 

世のため人のために生きたお二人を今風に言ってみれば、小泉太志命は最強の魔除けの達人であり武人、松下松蔵翁は驚異のサイキックヒーラーです。そしてお二人の共通点は「謙虚であり質素」なこと。

 

そう、松蔵翁のこの言葉....

 

「人と争い勝ったとして何の得がありますかな。負けたとして何の損がありましょうや。負けるが勝ちというように、できるだけ我慢して人の下手にいて負けているのが良かたい。立派な着物を着ていても心が汚れていては見苦しか」

 

皆が松蔵翁のように人の心が観えてしまうようになれば、嘘をつけない、見栄も張れない、ただただ自分に他人に神様に正直に生きるしか、そしてそれがどのような世の中になるのか社会を作るのか、私はそんな時が近づいてきているような気がしてなりません。

 

宮﨑貞行著 松下松蔵と「宇宙の大気」 

 

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