木村さんのリンゴ★小原田さんのまなざし | MAJOLICA

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木村さんのリンゴ (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)/学研パブリッシング

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2013.6.10(Mon) 寄稿


冬にさあ、雪道を歩いたことがありますか。
除雪も何もしていない深い道。
ひざまで雪に埋まって歩くのな。
道なき道な。雪のないところなら5分もあれば着くけど、
10メートル歩いては休み、また進むという歩き方だから、
30分以上かかる。

でも、最初に歩いた人が道をつければ、
2番目、3番目は楽に歩けるものな。
私はよお、次に歩いてくる人のためにも、いい道をつくってあげたいのな。
私の失敗は、次の人たちの答えだと思っている。
こういうことをすると失敗するという答えなのな。
すべてが順調にいったら、自分が鼻高々になってしまうしな。


 無肥料・無農薬でリンゴをつくった
「不可能を可能にした」木村秋則さんの言葉です。

その木村さんの2冊目の本を書き下ろした
小原田泰久さんの人へのまなざしは優しく
愛情にあふれていらっしゃいます。


木村さんが心を開くのは、そんな小原田さんの物書きとしての
姿勢があるからなのだと思います。

その2册めの本とは『木村さんのリンゴ 』

木村さんのリンゴ (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)/学研パブリッシング

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そして、本の発売と同時に、映画「奇跡のリンゴ」も上映がはじまりました。


木村秋則さんは決してブームの人でもなく
時の人として騒がれただけの人でもなく
しっかり時間をかけて、
「農業を変えたい、食を見直したい、世の中を良くしたい」
という人たちが今でも木村さんのまわりに集まり、益々増え続け、
今や世界にまで広がり、木村式自然栽培は、
しっかりと熟成・発酵していったことを証明しています。


3年前に1冊目の本『木村さんのリンゴ 奇跡のひみつ』


木村さんのリンゴ 奇跡のひみつ (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)/学習研究社
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を書いた時は、ポツリポツリと、
木村さんのあとを追いかける人の姿はあったと著者は語ります。

そして今、木村さんの後方にはものすごい多くの人たちが、
力強い足取りで、木村さんのあとを追っていることに驚きます。

米・ダイコン・カボチャ・キュウリ・ニンジン・ジャガイモ・・
モモやナシやブドウも自然栽培で実らせている事実。


生産のために、農薬を使わざるおえなかった人たちも、
農薬を使わなければ実らないと思い込んでいた人たちも
巻き込んでいる事実。



実は、何故過去に木村さんが世間で騒がれたかというと、
自分がUFOに乗せられ、宇宙人と遭遇した体験を堂々と
話をしたことにあるのです。


10年も前から、木村さんから龍やUFO、宇宙人の話を聴かされていた著者は、リンゴの話は心に響いても、宇宙人の話は、当時はピンとこなかったそうです。

しかし、10年前から時代は大きく変わり

地球がすべて、人類が一番という狭量な見方は

これからは通用しなくなるのでは、そうしないと地球の未来はないのではと

2冊目の本を書くにあたり、木村さんを再度取材することで強く感じたそうです。


福島原発が起きた直後、たくさんのUFOが上空を飛んでいた映像を
見た人は多いのではないでしょうか。

それはいったい何を意味するのでしょうか。


著者は、「ひょっとしたら、リンゴの無農薬栽培というとてつもない
難事業に木村さんを挑ませ、それを成功させた裏には、荒唐無稽とも
思えるような、UFOや宇宙人の話を、より多くの人に信じさせるため
という目的があったのかもしれない

UFOマニアが分厚い資料を振りかざして
“宇宙人は地球へ来てるんだ!”
と叫んでも、ほとんどの人は信じようとしない。

しかし木村さんだからこそ、人は宇宙人の話に耳を傾けるのだ。
そして木村さんの自然栽培・UFO・宇宙人の話に共鳴できる
感覚をもつ人々が手を結び、この地球を守っていけるのでは
という結論に達します。



ぼくたち人類は、決して偉いわけではない。
宇宙という巨大なシステムのある部分を担っている歯車だ。
その歯車は、ひとりで動いているわけではない。

まわりに支えられ、まわりを支えてこそ、システムの一部になれるのである。
支えあい、助けあい、お互い様。これが宇宙の法則なのだ。


この地球という星に住みながら、そのことをしっかり学び、
学んだことを実行していくのが、ぼくたち人類の役割なのである。


ぼくたちは、学びの過程で、宇宙人と交流することになるだろう。
何が大切なのか気づかせてもらうことになる。
経済のありかたも自然に変わり、つまらない争いもなくなり
地球は、平和に安全に楽しく生きていける星に生まれ変わるのだ。
ー小原田泰久ー


私はよお、自分がダイコンだったら、ニンジンだったらと
置き換えて考えるのな
そうすると、これはやっちゃいけないことだ
こうしてあげればいいということがわかってくるのな
ー木村秋則ー