~ 許してもらえるでしょうか? ~ | ~ 風の想い ~

~ 風の想い ~

    大切なものは 想う気持ち・・・ 



あなたの手を

離したのではなく

離れてしまったのだと

ずいぶん長い間

思っていました


誰が悪いのではなく

仕方がなかったのだと

あなたを許した私を

優しい女だと

思っていました



人は時に

悲しすぎる現実からは

逃れられる

本能を持っていて


それによって

傷が癒えるまで

守られていくのです


ずいぶん長い間

私は

守られていました



あなたのことは

離れてからも

時々ふと

思い出しては


いい人だったと

懐かしみ

二人の写真を

微笑むことができました


部屋を出る為に

片付けていた日

あなたからの手紙を

見つけ


何度も書かれた

ごめんの文字に

消された記憶は甦り



あの時 確かに

あなたの心はまだ

私と

繋がっていました




ずいぶん長い間

私は

気付けずにいました



あなたが


どれほどの覚悟で


この部屋を出て行ったのか




過ちも誤解も


何一つ


言い訳をせず



ただ


私を守ってくれました




戻って来てほしい


遅すぎるかもしれないけれど



まだ心は繋がっている


少なくとも


私の心は繋がっています




あなたを待っています