会談の内容は、シリア政府と反体制派の対話を早期に開始することが主眼に置かれた。
これは、ロシアの論理に近い形で終わったという風に理解できる。
早急な対話開始を促進する条件を構築するために、両国ができることを全て行う意向とのことである。
シリア問題では、両国が、暴力が続くことへの耐え難さを共通認識として確認し合ったことも合わせて表明されている。
ここには、全てがロシアとアメリカに左右されるわけではないが、シリア国民以外にこの問題を解決できる主体はないし、解決のためにはシリア国民による対話が必要で、それをサポートする必要が国際社会にあるとの考え方があり、そのためにロシアとアメリカの全面的な協力が必要との考えが根底にある。
一方で、イランの首相は、シリア政府を打破することは、シリアの内戦を拡大することになると表明している。
ロシアの論理に従えば、両勢力間の対話しか根本的な解決は訪れず、他国による干渉は、道理的にも国際法上も許されないという見解に近いものだといえるだろう。
この会談で、反体制派がどのような意思表明を行うかが次の方向性を決めることになるだろう。
交渉がなされないまま、内戦は続いている。
この問題の進む先は、どうなるのか。
その結果が中東情勢にどのような影響をもたらすのか。
継続してみていく必要がある。
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思考の整理のために
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