アメリカ大統領選といえば、民主党と共和党の戦いであるが、一応3rdPartyも存在しており、少数派の意見を代弁する候補がいる。しかし、基本的には民主党候補と共和党候補争いである。
今年の大統領選は、オバマとロムニーの争いであり、大方オバマの勝利が予想されている。オバマ再選が何をもたらすかについては後日書きたいと思うが、今日は「討論会」について書きたい。
アメリカ大統領選といえば、候補者による討論会が定番である。
党内の候補を決定する段階から、各候補間の論戦は始まる。1年以上に及ぶ大統領選を生き抜き候補者として国民の前に出てくるのは基本的に2名である。
党内の候補は、各州で行われる党員集会や党員投票によって吟味され淘汰され絞られていく。一種の身体検査である。個人的な問題から家族などプライベートな部分から、主張の一貫性など、候補としての資質が問われる。そして、候補者間の力量を図る場として「討論会」は、戦略的に利用される。
今回民主党は、現職大統領であったため、このような党内のプロセスはなかったが、共和党では多くの候補者が立候補し、撤退していった。具体的にはギングリッジ氏やサントラム氏、ロンポール氏などがいた。
共和党の公認候補を決める過程はまさに論戦であり、激戦であった。各陣営は対立候補のネガティブキャンペーンを実施し、批判CMを大量に流した。そのような中で、ロムニー候補が共和党候補になったわけである。
しかし、ロムニー候補の政策のブレ、主張のブレは、オバマ大統領への支持の増加に最近はつながっており、選挙戦の結果は見えたという声も耳にする。
しかし、3回予定されている討論会の1回目が今日行われる。討論会での失敗は選挙戦に大きく影響する。オバマが討論において勝利すれば、オバマの優勢はさらに確かなものとなる。一方でロムニーが討論に勝利すれば、選挙戦はまだまだ目の離せないものとなる。
3度予定されている討論会の出来が11月6日に行われる選挙の結果につながることは過去の事例を見ればあきらかであり、ウォッチすることは重要であろう。
日本人として、同盟国アメリカの大統領選挙に目を向けることは、必要不可欠であり、これを機会にしてでも残り1か月の選挙戦をウォッチしてみてはどうだろうか。
・アメリカで行われている政治論争と日本で行われている政治論争の明らかな違い。
・メディアの政治に関する取扱いの違い。
などを実感できるだろう。
特に、バラエティでわけのわからない芸能人が分析に基づかない論理性のない感情や思いといったたぐいの意見をさも重要であるかのように取り上げるのとは違い、様々な専門家、有識者、当事者によって論理的に多角的にそして客観的に報道がなされているということ、茶化さずに政治家の言葉、政策を比較すること、一見難しいと思われがちな政治課題に真正面から取り組む姿勢は、日本メディアからは到底感じられない、報道の自由の精神を感じることができるであろう。
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思考の整理のために