少し前に読んだ本で、(タイトルも著者も忘れました)
スカートは腰で履く と書かれていて、その説明がされていました。
かなり曖昧にしか覚えていないのですが、 ボトムスを制するには腰周りを制するべし
こういうことだとその時は解釈しました。
自分のウエスト~腰~ももにかけてのラインを把握して、そのラインを最もキレイに見せてくれるボトムスを選びたいですよね。
スカートのウエスト部分の仕上げ方はいろいろありますが、一般的によく見かけるのは、
ダーツ・タック・ノータック・ギャザーと言われるデザインかと思います。
同じデザインでも素材によって形のでかたも様々ですが、これらのウエスト部分の仕上げの違いにはどんな意図があるのか?を今回は取り上げてみたいと思います!
【ダーツ】
体型に合わせて立体化させるために布の一部をつまみおさめたデザイン
ダーツを入れることで立体的に体のラインに沿うようになります。
【タック】
装飾または身体に合わせるために、布地をつまんで折ったデザイン
布地が外に重なるのでボリュームを出し丸みが生まれます。
【ノータック】
ウエスト部分にデザインが施されていない
スッキリとしたデザイン。
素材や布地の分量・重さによって裾の広がり方が変わります。
薄地で作るとギャザーが寄ったように見えることも
【ギャザー】
装飾または身体に合わせるために、布を縫い縮めてしわを寄せたデザイン
布地が重なることでボリュームが出て丸みも生まれます。
ウエストの仕様の違いが分かるようにAラインスカートでピックアップしてみましたが、身体に立体的にフィットさせるデザインだったり、装飾的で丸みがついたりとラインのでかたが違いますね。
横から見ればもっと顕著だと思います。
これらのデザインですが、身体に重ねたときに、装飾が邪魔になる体型、フィットするデザインが物足りない様子になる体型の方がいます。
スカートを選ぶときにウエストの仕様を見て自分のラインを生かせるデザインかどうかが分かっているとスカート選びがすんなり行くと思います
骨格タイプで言うと、
ダーツ・ノータックが得意な人が多いのはストレートタイプ
タック・ギャザーが得意な人が多いのはウェーブタイプ
ウエストの仕様がアシンメトリーだったり巻くタイプだったりとデザイン性のあるものが得意な人が多いのはナチュラルタイプ
ウェーブタイプだけどギャザーが作る腰周りのボリュームが気になるという方は、
タイトに押さえつつ装飾がついているデザインがおすすめです。
ストレートタイプの方でタイト以外のスカートを探されている方には、ボックスプリーツスカートで変化をつけてみてはいかがでしょうか
タイプ別にご紹介もしましたが、「自分の体型を客観的にとらえ、デザインによるラインのでかたを体型にあわせること」が自分に似合うスカートを見つけるコツだと思います^^
骨格診断のアフターフォローを始めて2週間、6名の方のご相談にのらせていただきました
夏も半ば、コーディネートもマンネリ化してきて新しいアイディアが欲しい!という方にもお似合いになりそうなスタイリングを提案しています^^