7月、8月と外部講座として骨格診断ウェーブの方を対象に個々の似合うを追求する診断をさせていただきました。
2ヶ月講座を持たせていただいて私自身もたくさん気づくことがあり、ご利用いただいた皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです!ありがとうございました。
受講してくださった皆さま、現在いただいているご質問には全て回答を返信させていただいております。質問が思いつかなかった方はまたお気軽にメールをいただければと思います
さて、今回ウェーブの講座ではありましたが結果ナチュラルにタイプが変わってご案内させていただいた方がいらっしゃいました。
ウェーブとナチュラルの共通点としては身体に厚みを感じないところでしょうか。
骨感に関してはやはりご自身の骨が太いまたは大きいのか、細いのかは比べないと分からないものなので自己診断の方はウェーブと結論づけてしまいやすいかもしれないですね。
ウェーブとナチュラルでは似合うファッションイメージとテイストがほぼ真逆なので、「これまで買ってきた服を見直さなくてはいけない」と思ってらっしゃる方もいるかもしれません。
私も経験があります。
去年の春頃、ストレートタイプと思っていたところから、絶対にないと思っていたウェーブタイプと分かったときに、「これもあれも違う!着るものがない!」という状態になりました。
そこから、骨格診断への興味がどんどん強くなり、診断士への道へ進むことに決めたわけなのですが、その時はもちろん骨格診断から導かれた似合う洋服を取り入れ、迷いなく洋服を選ぶことはできていませんでした。アパレル関係の経験もなく、お洒落でもない全くのファッション初心者です。
プロコースを受け診断の実践を繰り返しながら、同時に自分の洋服選びも取り組んできましたが、その間にも似合うものを選べてない、いわゆる失敗はたくさん繰り返しています。
この夏でさえ、自分に似合うと思って買ったものの1回着て着なくなったもの、正直あります
骨格診断と自分のファッションに取り組んでちょうど1年が経ちました。
そこで、今思うこと、経験から得たことを紹介します!
それは、“急いで買い揃えようとしない”です
私の場合、「こういうのが似合うんだ!」と分かったプロコース初期の頃、次々と洋服を買い足したことがあったのですが今振り返ってみるとかなり勘違いしていました。
何を勘違いしていたのか?
全部で五つあります。たくさんあるっ(^^;)
一つは素材への理解
素材が"似合う"・"似合わない"にどれだけ影響するかということをちゃんと理解できていなかったため、カタチやデザイン重視で選び、結局違和感を感じることになっていました。
ちなみに、プロコースでは1回目から素材の重要性をはっきり教えてくれていました。私が勝手にスルーしていただけです。わたしの頭はたぶん、「質感ってなに?素材ってそんなにいろいろある?そうかぁ・・・」(←分かったつもり)
こんな感じだったと思います。
二つめは思い込み
「いつも行くお店の中で自分に合った服を見つけないといけない」、「今売り出されている流行の服の中に必ず自分に似合うものがある」と思い込んでいました。
店舗に並ぶ服は必ず流行を取り入れているので似たような形を目にする機会が多くなります。そうすると、そのどれかは自分にも似合うはずなのだと、ほぼ誘導されてそう思っていたのですが、似合うかどうかという観点で見ると着こなせないものは、着こなせなかったりします。
三つめは視野の狭さ
行き慣れたお店で買い物をするのは気が楽ですし大体自分の好みとも合うので買い物がしやすいのは間違いないのですが、この世界には数え切れないほどたくさんのショップがあります。少し視野を広げて他のお店も挑戦してみると世の中には本当にいろいろな素材がいろいろな形で売られていることに気づきました。普段行かないお店に入り始めてから、買い物がしやすくなりました。
四つめは、タイプ別似合うアイテムが全て自分にも似合うものだと勘違いした
フリルやリボンが似合うウェーブ。私には本当に似合わないし、好みでもないし!と思っていたのですが、ウェーブ=フリル・リボンとどこにでも書いてあるのでだんだん「食わず嫌いなだけ?」と思うようになり、もしかしたら似合うのかなーと思って挑戦したりしていたのですが、「似合わない!」と山崎先生から理由と共に言ってもらえて目が覚めました (笑 「本当に似合う」にたどり着くにはお顔の印象とボディバランスは無視できないのです。
五つめ、(最後です!)は、自分がどうしたいか?を考えていなかった。
四つめと重なるところもあるんですが、自分では違うと分かっていたのに、情報に踊らされて?好みではないものを自分の意志に反して、似合うなら着た方がいいのかと思うあたり、ぶれてます。
これら五つの経験を元に今思うことが最初に言った
急いで買い揃えようとしない
です。
診断士に言われたこと、また、骨格診断から導かれた似合う洋服たちに自分が納得できてないうちは新しいお洋服を迎える準備が整っていないと私は思うのです。
えー、骨格診断めんどくさーい!そんなに複雑!?
って思いますよね。私は思った、はい。
でも、どうしてもファッションについて悩んだり迷ったりすることが嫌で、終止符を打ちたかったし、サロンで似合うスタイリングをしてもらって、私はまだまだいけるのだ!ということを見せてもらっていたので光は見えていて、やる気はすごくありました。
似合うものが分かるのと、自分でそれを選べるようになるのは別!を実感しながら、
トライ&エラーを繰り返しつつ自分とも向き合ってきました。
タイプを知ったあと、私のように購入しながらトライするのもありですが、もう物を増やしたくない、本当に似合う服を着たいという方は、新しい洋服を買う前に自分に似合うを納得できるようちょっと行動してみることをお勧めします
お勧めの行動とは、
自分の家にある服を着て、診断結果と照らし合わせ、
なぜ似合うのか、なぜ似合わないのかを自分でも考えてみる。
似合わない場合、着こなしで似合うに変わるか探る。
全身写真を撮って客観視する。
そして、周りの人にも意見を求める。
お店でたくさん試着する。
どこに着ていく服が必要なのかはっきりさせる。
そうやって自分とファッションとに向き合った結果、
私は徐々にですが、自分で似合う服が選べるようになって、自分の納得いく格好で出かけられるようになってきました!
そうすると、出かけることや人に会うことに抵抗がなくなっていろいろ挑戦したいことが出てきています。私は最近全く興味のなかったメイクに楽しさを見出して、いろいろ研究中ですこれもファッションが背中を押してくれて自分をもっと綺麗にしたい!と思うようになったからです。
ファッションで自分らしさを表現し、いつまでも自分の素敵をあきらめない
そんな女(ひと)でありたいと思っています。
以上、骨格タイプ分けのその後についてわたしの経験記でした。
とても長くなってしまいましたが、読んでくださりありがとうございました
皆さんのお洒落を応援しています!!
試着室にて