こんにちはニコニコ


お盆明けで僅かに涼しくなったのかな?と思ったのはほんの2日ほどで、関東はまた暑い日が…

昨日、何気なくニュース番組を観ていたら、この暑さが1週間続くと!ガーン


嘘でしょ〜叫び

絶望しかない…


土曜日の朝のファーム作業後から頭痛がして、昨日1日ダウンもやもや


ちょっと気も緩んでいたので、今日からは気合入れて頑張ろうグー


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


4月の終わりに、思い出のE. ‘First Dream ‘を




パッカーンクラッカー


っと胴切りしていましたニヤリ





子株も出て、増えましたチョキ


葉挿しも取れたかな?…トレーに並べたかどうか記憶がないのですが。。



今日はクローン苗と実生苗の話を綴りますおねがい




Echeveria (エケベリア)の苗には、

○無性生殖

○有性生殖

の2種類があります。


『無性生殖』とは、1つの個体から単独で新しい個体を作ることで、上の写真のE. ‘First Dream’を胴切りして出てきた子株や葉っぱから出るクローン苗の事です。




無性生殖で作る苗のメリットは、早く育つ事や、

親と同じ特徴をそのまま受け継ぐところ。


デメリットは、エケベリアが枯れる(腐る)原因の90%以上は糸状菌の様々なカビ菌によるものですが、

稀にウィルスなどの病気に感染していると、その病気もそのまま受け継ぐ事になります。


また、遺伝子もそのままクローンになるので、もし親株の個体が例えばボトリチス菌に侵されてダメになった場合、同じくボトリチス菌への抵抗が弱い遺伝子の個体ということになります。




二つめの『有性生殖』は、

同じ親のクローンではない2つの個体同士を掛け合わせて種から作った実生苗のこと。


写真は違うエケベリアの品種同士を掛け合わせて作ったハイブリッド種(交配種)ですが、

原種の場合も同じ品種で、それぞれが同じ親のクローンではない物を2個準備して掛け合わせます。


そうする事で、両親の遺伝子が混ざって遺伝子の多様性ができ、ある菌に弱いのもあれば強いのもあったり。

暑い、寒い、湿度過多、乾燥過多と1年を通して過酷な期間も耐えて何事も無く育った苗というのは、

健康で強い苗と言えます。


デメリットは、人間の都合になりますが、上手くいくと数が多く出来るので、育成する場所が必要になってくる事と、無性生殖に比べて成長がゆっくりな事。


また、実生は実生でも1つの個体から自家受粉させたものについては、参考文献を私は見つけきれてなく分からないので、何とも言えません。


混ざる遺伝子が一方向しかないので、無性生殖のクローン苗に近いのかな?とも思いますが、それを無性生殖とは言わないかと🤔


自家受粉から作ったエケベリアについての事は、引き続き探して勉強したいと思います。