こんばんは
今日は風が強くって、置いていたタグなど色んな物が吹き飛びました
チビRootsの、 Romeo × tobarensis
これはこれは!めーーっちゃ可愛くて思わずパシャリ
こんな可愛い姿になってくれて、朝からhappyな気分にさせて貰いました
サンキューサキュレント
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Instagramが無い頃から、多肉植物&アメブロを通じてできた友達が作ったHyb。
「毒々しいじゃろ?」
と、貰った時に言われた言葉を見る度に思い出しては、クスッとなります
元気かな〜?と気になって、昨夜はお久しぶりにLINEで小一時間やり取りしてました。
日々の慌しさで、全く連絡もせず薄情に感じてるかもだけど…
大人になってできた友達の事はファームでの作業中や、移動中、日々の時々で「元気かな?」って思い出しています。
なかなか用事もないのに連絡するのは気が引けてますが、
ただ「元気?」ってメッセージ送るのも悪くないな〜と思ったひと時でした
私はいつでもウェルカムですよ!
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さてさて。
多肉植物屋として、エケベリアと栽培に詳しくならなきゃ!
販売してお金を頂いている限りは「プロ」ですよ!
と、思っていてもまだまだ知らなかった事が沢山あります。
「こうですよ〜!」と満を辞して言っても、
後で実は違っていて真実はこうだ!という事も多々あり…エケベリアは奥深いです
日々精進の気持ちを持って、常に学んでいかなきゃ!と思う毎日です。
随分前のオシャレドットも中心から新しい葉っぱが出てきて、周りを彩る感じになってます
このオシャレドットがまさか、うどんこ病の痕だったなんて!
佐賀の雨曝しスペースで手も掛けず、水遣りも怠ってて、ほぼ雨水だけで生きながらえていたアガボイデス。うどんこ病菌が付いたのも気付かないままで、オシャレドット姿になっていたんです
葉っぱが枯れずに元気にいる場合は、菌が出す毒性に抵抗しシャットダウンして打ち勝った証
私はこれを勲章として語り継ぎます!
このプツッといつの間にか出来ている瘡蓋は、
カメムシに吸汁された痕だと思っていましたが、
これもうどんこ病痕だったなんて!
白いふわふわっとした粉…うどんこ病菌が葉っぱに付くと、鋭い針みたいなのを出してどんどん根を伸ばし、葉っぱの養分を摂って胞子を繁殖させていきます。
針を刺した痕がぷくっと膨れて、瘡蓋になることも。
人の肌で、蚊に刺された時と同じです
うどんこ病菌がどんなヤツなのか…衝撃画像
髪の毛みたいな糸をどんどん伸ばして、矢印の胞子を作ります。
うどんこ病菌は、糸状菌(しじょうきん)と呼ばれるカビ菌です。
完成系がコチラ↑
肉眼で見ると、この米粒みたいなのがもやもやの白い粉
菌先生が以前、セロテープで葉っぱに着いたのをパリッと取って、持ち帰って顕微鏡で見てくださいました
うどんこ病の菌にも種類が沢山あって、薔薇だけにつくうどんこ病菌、ヒャクニチソウに付くうどんこ病菌は向日葵他、共通の植物に付いたり!
今回うちのファームにやってきたうどんこヤローは、最初はアガボイデスに付いていたのに、チワワエンシス、ヒアリナ、ストリクティフローラとそのハイブリッドに付いたけど、ラウイなど粉っぽいのでは症状が全く出なかったり
うどんこ病菌自体は株全体を滅ぼす程の力は持ってなくて、胞子も3日間寄生できなければ死んでしまうとのこと。
乾燥を好むけど、胞子の発芽には40%以上の湿度が必要。
予防には、チッソ肥料を少なめにして、カリ肥料多め。適度な湿度を保ち日当たりを良くする!
という事でした。
冬の間、ファームは二重ビニールだったのに加えて、ずっと遮光したままにしていました
それがいけなかったんだなぁ…
私が運が良かったのは、そんな異例の事態になった時に、たまたま菌先生のお仕事が空いてうちのファームにお手伝いに来てくださってたこと
特定と、正しい対処ができたことが幸運でした
生産の方に力を入れようと佐賀の時の3倍の大きさのビニールハウスを建てましたが、
先輩生産者さんに聞くと、
「うちはエケベリアにうどんこ病なんて出た事ないけど?
年間の計画を立てて毎月ローテで薬剤を散布しているよ。だからうちの商品は買って貰った後も強いよ」
と
個人栽培の域を出て、本格的に生産ともなると、
殺菌や防虫と今まで以上に気を使っていかなければと覚悟を決めて、これからも勉強していきます