前回投稿した医療現場の声の記事は作られた記事だったようです。
記事を見て共感をしていただいた方々に感謝いたします。
しかし内容的にはあながち嘘ではなく、
医療現場は実際崩壊しかけています。
私もナースの端くれとして、少しでも現場のハイリスクandシビアな状況をお伝えしたいと思い、先のSNSに乗っかってしまいました。
コロナ病棟に配属された若いナースたちにエールを送りたいです。
本当にこの子たちが今の病院の将来、そして治療法の確立していないウィルスに罹患した患者さんの命を救わなければいけないという過酷で重大な任務を担っている存在なわけです。
泣きたいし、
家族の元へ帰りたいはずです。
誰もが自分のことが1番可愛いと思っているのは本心です。
状況は全く違いますが、東日本大震災の時、私の本心は病棟から逃げたいと思いましたし、1ヶ月くらい病院に行きたくない気持ちがずっと続きました。
何十回もやってくる強い余震、古い建物だったので5階から放り投げ出される感覚と、実際外壁がバラバラと落ちていくのが目に入り、青ざめてました。
そんな中自分より患者さんの安全が優先、地震がくるたびに真っ先に電気を確認し、患者さんは無事か、呼吸器付けてる方はちゃんと作動しているか、モニターで異常な波形はないか、輸液ポンプは鳴ってないかなどの確認の嵐。
ここで死ぬ、でもここでこんな形で死にたくないという葛藤の毎日でした。
今、備品が不足してほぼ無防備な状況の中で、自分を犠牲にし、コロナ感染病棟に、誰が率先して行きたいか
その気持ちを考えたら、涙が出ます。
きれいごとでは済まされないシビアな現実になりました。。
自分がジタバタしてもしょうがないけど、
若いナースたちのメンタルや体が壊れないことを強く祈り、自分が今できることをやるしかないのだと改めて思いました。
またワーン!