私が息子の依存症について、ブログに書こうと思ったのは
本人も、家族にとっても、こんな地獄のような生活がある事を知って欲しかったからです。
そして、同じ過ちを始めようとしている人には、こんなことになる前に止めて欲しいという切実な思いがあります。
イヤなことが忘れられるとか、不安から逃げられるとか
現実逃避、興味本位、何もすることが無い
そんな理由で簡単に市販薬でオーバードーズする
一時的に現実逃避したって、結局は薬が切れたらまた現実に引き戻される
そしてまた薬をやって～その繰り返しの中で
身体に耐性が出来てくると、だんだん薬の量が増えてくる。
薬を飲むタイミングが増えてくる
初めは自分の意思でODしてるつもりが
徐々に薬に自分自身が支配されていく
それを続けていると
行き着く果ては、廃人になるか死に至るか
精神科の先生が言ってました
50代以上の薬の依存性患者を見たことがないと
おそらくそこまで生き延びれないんでしょうね
そんなことになる前に
もっと自分を大切にして欲しい
後から後悔しても遅いんですよ
依存症は脳の病気です
一度、傷ついた脳は簡単には元に戻りません。
そして、この迷路には入口はたくさんありますが、出口を探すのは難しい。
簡単には見つかりません。
いや、ないと言っても過言ではありません。
依存症の家族会に何度か行きましたが、治ったと言う話は誰からも聞いた事がないです。
市販薬は誰にでも簡単に合法で手に入れることが出来ます
違法ドラッグなら警察に捕まるけど
市販薬は咎められない
いつでも誰でも簡単に
地獄への切符を手に入れる事ができるんです
地獄の迷路です
使用方法さえ、ちゃんと守ったらそれは「薬」ですが
謝った使い方をしたら
それは人の脳に働きかける化学薬品
恐ろしい毒薬になってしまいます
一般的には〇ジコンやブ〇ンとかの市販薬が問題視されていますが、アレルギー薬や鎮痛剤、風邪薬でも依存症になります。
ODではなくても
最初は規定量を飲んでたけど、効かなくなってきて自然と飲む量が増えてきて
それを毎日飲み続けている
頭痛がする前に予防として頭痛薬を日常的に飲んでいる
自分では自覚はないけど、それは薬に依存していると言えます。
処方薬でも同じです
病院で処方されてるものだから大丈夫なんて
ことはない
処方を守らないと絶対にダメです
特に精神科の薬は絶対に危険です
たくさん飲んだら、早く良くなるなんて有り得ません。
だいいち、「気持ちが穏やかになる薬」を出しときますね とか
「不安を和らげる薬」を出しときます って
心療内科でいとも簡単に出される薬
そんな薬が本当にあるんですか？
それってどんな薬ですか？
そんな薬はあるはずがないです
冷静に考えたら誰でも分かりそうな感じです
「気持ちを穏やかにして、不安を和らげる薬」
それは化学薬品を使って脳に直接働きかけて
感情を抑え込んでいるだけです
薬によって感情をコントロールされているだけです
悲しい時に悲しいと泣くことは、人として当たり前です。
不安があればドキドキしたりするのも当たり前
その普通の感情を、原因を無視して
自分の意思とは関係なく薬で抑え込む
こんなことを続けていたら逆に心が壊れてしまう
良くなるはずがない
薬のせいで逆にだんだん前よりも悪くなってしまいます
不安になる原因がきっと何かあるはずです
気持ちがザワつく原因が何かあるんだと思います
その原因を探して取り除いて行かない限り
不安感や心のざわつきはなくなりません。
心の病は薬だけでは治らないんですよ
苦しい原因は何なのか？
薬よりも、ちゃんと向き合って話を聞いてあげる人間が必要なんです。
心の傷を癒やすのに化学薬品を使ってはダメです
人の心を癒せるのは人です
もしも、家族や身の回りに
精神的に疲れている人がいても
容易く精神科や心療内科には行かせないで欲しいです
メンタルクリニック～なんて名前を変えて誤魔化して、通院しやすい雰囲気作っていますが
私から見たらこれは罠ですね
先ずは話を聞いてあげて下さい
病院に行く前にカウンセリングを受けて見てください
すぐにメンタルの病院に行かないで欲しい
いきなり薬に頼らないで欲しいです
息子と同じ過ちを犯さないで欲しいです
どうしても薬が必要な時には
いきなり心療内科や精神科に行くのではなく
漢方内科などで一度相談してみてください。
即、精神薬を飲まないで、漢方薬とか化学薬品ではないもので試してみてください。
美味しい食べ物食べて心を満たしてあげてください
栄養のあるものを食べて免疫力を高めて下さい
色んな考え方があると思います
ここに書いたことは、あくまでも私が息子を通して経験したことから得た、個人的な私の考えです。
ご了承ください。
本当に薬が必要な方もいらっしゃるかも知れません
その場合は自分が飲む薬の説明をよく聞いて欲しいです
そして、用法用量を守ってください。
当たり前の事ですが、息子はそれが出来ませんでした。
市販薬や処方薬の依存症という「地獄の迷路」で、これ以上苦しむ人が増えないことを願っています。