息子が大きな悩みを抱えて、ズタズタになったハートから大量の血を流して…
声にならない声で助けを求めていた頃
そのことに気付くどころか
私は自分自身が自転車事故で怪我をしてしまって、そんな余裕がありませんでした。
電動自転車で転倒して「肩鎖関節脱臼」と診断されました。
肩鎖関節脱臼とは、鎖骨と肩甲骨肩峰との間にある肩鎖関節(けんさかんせつ)と呼ばれる関節が正常な位置から完全にずれてしまった状態のことを言います。
軽い状態ならそのままでも大丈夫なんですが、私の場合はレベル3~4くらいで外れた骨が後ろに跳ねてしまっていて見ただけでも細い骨が浮き上がってるのがわかりました。
そして、痛みはだんだん治まるけど
外れて跳ねた骨は勝手には元に戻らないと言われて~手術することになりました。
11月に手術、そして約1週間の入院。
退院後も左腕はしばらくは固定して動かしてはいけない
左腕は使えないから右手だけでの片手生活
着替えや入浴も時間がかかるし、買い物も家事も片手でやらないといけない…
これって本当にたいへんでした
その後、固定が外れても今でのように急に動かせない。
重いものは持ってはいけない
そして、その後のリハビリ~この頃の私は自分自身の事で精一杯の時期でした。
息子が元気が無くて少しおかしいと気付いた時には、私の知らないところで既にリストカットやODが常習化していました。
私はあとからずっとずっと何度も何度も
あの頃の自分を責めました
なんか変だと、何となく感じていたのに
私は何もしなかった
私たちの普通の生活が少しずつ崩れて行く始まりの時でした