海外暮らしが長くなってくると、日本食がとにかく恋しくなる
でもどの日本食が恋しいかというと、人によって違ってくると思います
私は断トツで納豆が恋しい
死ぬ前の最後の晩餐は納豆ご飯、と決めてるくらい納豆が好き…
最初はアジア系スーパーで買ってたんですが、安くてCAD3.5(約350円)、高いとCAD5(約500円)くらいするしかも冷凍だから解凍が結構面倒~~
毎日1パック家族3人(むすめだけ納豆嫌い)で食べたら一万円/月くらいするやん…と震えまして、今はせっせと手作りしています節約になるだけでなく、市販のものよりフレッシュでおいしいんです
去年、日本から遊びに来るという母に、まぁまぁかさばるヨーグルトメーカーをもってきてもらい…
↓最新のものは温度設定がもっと細かくできるようになっている…
↓ヨーグルトメーカーに容器1個ついてるんですが、納豆を作っている間に他のものも作りたくなると思うので、容器1~2個買い足しがおすすめ
大豆は、私は小粒納豆が好きなので、日本の納豆向けの品種、スズマルという品種を使っています(5kgも買ってる…)
でも普通の大豆でも問題なくできますし、夫は普通の大豆で作った方が好きだと言っていたので好みですね
あと必要なものは、納豆菌
市販の納豆を1パック使用して納豆を作る方法もあるらしいんですが、できるだけ安くおさえたいので(なんせトロントでは1パックで100円以上するから)粉末状の納豆菌を買って使用しています
一回につき付属のさじ1杯分しか使わないので、めちゃくちゃ長く使えます
前日の夜から2~3倍の水で浸水しておいた大豆を
圧力鍋で25分ほど茹でてざるにとり、少しの水で溶かした納豆菌を混ぜて、煮沸消毒した容器に入れてキッチンペーパーでふんわり覆ったら準備完了~
ヨーグルトメーカーで45度、24時間保温します。
24時間のうち、途中で一度だけかき混ぜて、またもとに戻します。
24時間後がこちらちゃんと糸を引いている
この後は冷蔵庫で一晩寝かせて後熟させます。寝かせることで発酵が止まり、納豆酵素の働きでアミノ酸が作られて旨味が増すとのこと
こうして書いてみると、豆を浸水する作業から出来上がりまで、まる二日かかっております…
作業時間もさることながら、失敗することもあって。
前回と前々回作った時は、明らかに異臭が…誰かの靴下でも入りましたかね、みたいな
失敗の原因としては、たぶん容器や調理器具の煮沸消毒不足かと。
今回は容器を変えて、全て念入りに煮沸したので、今のところ匂いは大丈夫でした
なので、ポイントは道具はあらかじめ熱湯をかけるなどして消毒したものを必ず使うことです。
前々回は、慣れてきたのでえいやで消毒していないスプーンでかき混ぜちゃった記憶がありますそこを怠ると、靴下入ります