23(金)
六夜(5)、雨。寒さあまりなし。孤研一段落。今日は鉢植えを整理したい。135、86、71、748。
昨日の帰りの電車は芽が出るかと思うほど暖房を効かしていた。その半分でも朝に回してくれたらと思っていたら、今朝はさほど寒くもないのに、しっかり暖房していた。あまのじゃくは私だけで十分なのに。
昨今、特に著しく、列車内で窒息しそうになる。朝も晩も、乗り換えても乗り継いでも、乗り合わせた隣人あたりから漂う臭気で息ができなくなる。にんにくの匂いといってしまえばそれまでだが、にんにく自体は芳香である。問題なのは、いったん人中に取り込まれてから呼気として大気内に放出されるその匂いである。世の中の人、全員が朝な夕なと焼肉やキムチを貪っているのか、と思わざるを得ないほど、今週は毎日ずっと、そのにんにく口臭のため酸欠通勤。
これでは私が焼肉やらキムチやらを堪能する必要も権利もないように思われて食するのを避けているが、これだけ他人が匂うということは、即ち自分自身も他人から臭いと感ぜられているに間違いなかろうと思われる。
酸欠の理由は、他にもある。
今般常識では、咳やくしゃみの出る際、自分の手で口を押さえるということはしないようである。到達半径2メートル、時速300kmの細菌雑菌病原菌が、電車内、のみならず、街頭でも、飛び交っている。それはまるで私のF1好きをさもさも承知しているかのように、音速の貴公子だよと言いたげにまとわり着いてくる。
そのほかにも、出すのは舌でも惜しいとばかりに、排泄さる鼻水を懸命にすすりあげ、すすりあげ、またすすりあげ、延々と三秒ごとにすすりあげ、の種の人々や、ん、ん、んんん、ん、ん、んん、と俎板に包丁で拍子をとるかのような咳払いを、延々とまたえんえんと打ち続ける人、都会の空気は汚染されてるせいだろうが、人差し指、手前に向け、外に向け、熱心に丹念に両の鼻穴の入り口から穿り返し続け、発掘した大財産を、読みふける漫画や雑誌や新聞に惜しげもなくなすりつける。鼻水氏とは正反対に此方は大盤振る舞い。
だから町ではマスクをかけてメガネを外し、顔を伏せ、電車に乗れば耳栓をし、息を殺してひっそりと、時の経つのを待つのである。
ネットでサイエンスミステリー(BlogPet)
*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「スルバン」が書きました。
17(土)
三十夜(29)、晴れ、寒い。無為。夜胃部不快感、悪寒、眼を覚ましていることが苦痛。
フジテレビの「サイエンスミステリー」 という番組を見た。
通常の何倍もの速度で老化する人、食欲が抑えられない人、食欲が全くない人、四肢を使って歩行する人、遺伝子の変異でそうしたことが起こるそうだ。
自分のつらいことには滅法弱い私だが、他人のそれは他人事としか思えないと感じていたが、プロジェリアという病の少女の言葉に涙が出た。
「今日が最後の人なってもあるがままに」
私のほぼ健康な体と交換してあげたいと思う立派な人 だ。