そのなかのお気に入りは板金屋で、半分野ざらしになったその工場はいっさい看板とか告知するものがなくて、注文に応じて鉄の門とか何に使うのかわからない管とか、螺旋階段を作ったりしているようだ。
今日も走りながら、なにを作ってるのかな、と見てみたが、誰もいない。置かれている、というよりも打ち捨てられているとも見える道具類。
ふと、おもったのはこんなことだ。
板金作業には道具が必要である。
||:その道具を作るにはまたその道具が必要で、その道具をつくるにはまたその道具が必要なのである。そしてもちろんその道具をつくるには道具が必要で:||
ひさびさに見つけてしまった、蛇が自分の尻尾を噛んでる絵みたいな状態。
思考の無限ループ。そうゆうのを見つけると俄然盛り上がるのである。
たとえばネジにしても、もちろんネジ工場というものがあるわけだが、残念ながらネジ作り機はみたことはないが当然おそらくネジを使っているわけで、もっと本来のその先にある何というか根源的なところが知りたい、というより想像したいのである。
猿が石を使った。いや、そこまでさかのぼったら興味が失せてしまう。
手で作っていたものが、機械化してゆくそのあいだのドラマ、てことなのかもしれない。
強引だけどカラオケだって昔は生演奏だった。
そんなカラオケ黎明期をスナックのピアノ、あるいはエレクトーンの「先生」として私たち家族を養っていたのが私の父である。
ここでいう先生とは、教えてくれる先生ではなく、基本的に自分の歌の伴奏をしてくれる意味での先生なのである。
そんな父と7/5に神戸のトアロードにある中華会館という、その名もズバリなビルで、父世代の華僑が主催するイベントに父の黒子として出演。
それに便乗して7/4から神戸、大阪で演奏をします。
まずは
7月4日(金)神戸三ノ宮 42フォーティーセカンド(神戸市中央区可能用4-8-12北野坂クイーンズビル5F)
MITCH&KO speak easy vol.1
黄啓傑(tp)
MITCH (tp)
畑ひろし(gt)
三原 修(bs)
開場 19:00/開演20:00
料金 ¥3,000
問:078-331-4242
スピークイージーて、禁酒法時代のもぐり酒場という意味。
この42というバーは、友達のライター、ヨージくんが最近始めたとてもリラックスしたムードのかっこいいバーです。
ミッチとのこれはシリーズ化をねらってます。本人には内緒だけども。
名手、畑ひろしさんとの共演もとっても楽しみ!
そして7/5昼間、中華会館にて父の出るイベントの黒子。見たい!という勇気のある方は直接、神戸中華会館http://www.zhonghua-huiguan.com/
へお問い合わせください。
父が、ダンシングオールナイトを歌う、というからいまから腹に力を入れとかなきゃ。
そして同日7/5夜は
苦楽園へちま (兵庫県西宮市北名次町2-17)
20人限定ライヴ「音遊び」
矢野絢子p.vo・リーテソンg.vo・黄啓傑tp
start19:00
料金¥1500(ドリンク代別)
問:へちま:0798-70-5558
ご存知高知の歌姫矢野絢子さんと神戸の友人のシンガー、リーテソンつまりテソン・リーがとあるイベントで繋がった!ということで記念イベントみたいな。
テソン・リー。あるときは三つ編み、あるときはホットパンツ、あるときはパイプ片手に。そんな謎の芸術家とたまたま関西滞在中のの高知の歌姫、そして港の黒豹こと私ジェットウォンが音で遊ぶ!
7/6はふたたび、盟友ミッチと難波の味園ビルにある100barで、小林創さんとのトリオ。これもまた楽しみですね。
詳細は、いまミッチにメールで問い合わせ中です!
最終的にいつも告知になるこの手法、なんだか深夜の通販番組みたいですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140703/00/kokeiketsu/f5/a1/j/o0800106612991573415.jpg?caw=800)
写真は3個繋がって売ってる安プリン。
たまに好きでたべるのだが、最近めっきり内容量がへってるような気がする。
世知辛いとはこのこと。