なぜ大阪は維新がめちゃ強いのか?
私だけでなく、大阪府内、大阪以外に住む、維新に批判的な人の多くが持つ最大の疑問だろう。
大阪のテレビが維新の太鼓持ちばかりとか、いろいろ理由はあるだろうが、それだけでは測れない得体の知れない「何か」が不気味に潜在してるのを、私も反維新のリベラルたちも感じていたのではないか。
だが・・・
最近、私が感じる政治への虚無感と、大阪の維新人気はじつは共通点があるのでは、と思うようになった。
反維新のリベラルは、維新のウソを論理的に暴く。
ココはこうだからおかしい、〇〇はこう言ってるが事実は逆、とか具体的に批判する。
じっさい維新はウソだらけなのだが、
どんなに論理的に諭しても維新支持者にはまったく響かないし目も覚めないのでは?、と私は思うようになった。
ウソでもペテンでも、そんなんしらんがな、どーでもええがな、自民や立憲や共産みたいな既成政党の既得権益にはウンザリなんや!
維新支持者の気持ちはこうなのではないか。
大阪では維新打倒のために、自民も立憲も共産すらも手を組んで共闘する。
私は、最近の国会の大政翼賛会的なナアナアの茶番劇にほとほとウンザリしてたので、それだからこそ維新支持者の気持ちもソレと同じなのかも、と思ったのである。
今回の統一地方選でも、安倍を批判してた候補者が岸田首相と仲良く並んで「ガンバロー」と拳を上げる茶番を見るにつけ、そしてリベラルがこれを擁護してるのを見るにつけ、維新支持者でない私すら「んなアホな」と思わず失笑せずにはいられない。
国会では自民も維新も立憲も共産もナアナアの仲良し政治なのだが、地元にとって一番身近なのは地方自治体の議員である。
少なくとも、地元においては維新VS自民・立憲・共産なのだから、維新がヒーローに見えるのだろう。
だから、いくら既成政党が束になったところで、論理的に正論を言ったところで、既成政党自身がよっぽど自らの改革をしない限り、維新独走は続くだろう。
そう、既成政党のほうが変わらなきゃならないんですよ、じつは。
私も、もう既成政党にはウンザリしてます。
その中にも良識派や良い人がいる?
それももう聞き飽きました。
結局は党議拘束で最後は賛成するんでしょ?
反対したら拷問されたり殺されたりするわけでもないのに、公認を外されたり票がもらえなくなる惜しさで黙ってるんでしょ。
ちゃんちゃらおかしいですよ。
そんな自分の議席を死守したいだけなら、私はあんたらには決して貴重な一票を入れてあげないよ。
私は今のところは、れいわ新選組を支持している。
だがそのうち悪いほうに変わってしまったら支持をやめる。
当然です。
私が何を思い、何を支持するかは私の自由だからです。
何党であれ、、一生ついてく気もないし、義理もない。
ところで、今回の統一地方選、私の住む地域は選挙がありません
ないんかいー
どうりでわが町に、れいわ新選組の候補者が待てど暮らせど発表されないわけだ
しかし今回は無選挙だったが、いずれ何かの選挙があった時、れいわ新選組の候補者がいなかったらどうしよう?
よくリベラルはそういう時「鼻をつまんで」「よりまし」な候補者に入れるしかない、と言うが私はどうも腑に落ちない。
私は昔、極論を承知で「じゃあ、ヒトラーとムッソリーニとスターリンとポルポトと毛沢東しかいなくてもその中の誰かに入れろってか?」と言って身内にドン引きされたことがあるが、
今の政治を見るにつけ、あながち極論でもない時世になったのではないか。
自民公明維新国民以外に入れりゃいいんだよ、とリベラルは言うが、入れてきて30年このザマなのではないか。
他の野党がフヌケで、職業野党に安住して反対票を投じただけで仕事やり切った感で、自身は痛くも痒くもない貴族みたいに「反対でおじゃる」と抜かすだけの蹴鞠野郎だらけになったのは、私のせいではない。
私から見れば、「それでも維新がいいんや」という維新支持者も、貴族みたいなリベラル野党に「それでも〇〇党のがマシ」というリベラルも、どっちも同じメンタリティーに映る。
もし、選挙の時、れいわ新選組の候補者がいなくても、もちろんすべての候補者を調べ吟味するが、それでも投票したい候補者がいなければ、棄権する。
私の大切な、貴重な一票を腑抜けた貴族野郎の贅沢な職業安定のためになんか決してあげない。