五十女こけ(いそめこけ)@映画、読書、古典、評論@isoisodo穀紙とは楮を原料にした古代よりの紙で、優雅さはありませんが耐久性を買われて保存文書に用いられます。この紙のもうひとつの特徴が白いことで〈栲綱の/たくづなの〉〈栲領巾の/たくひれの〉が白に関わる枕詞であるのも楮を用いた故です。〈白妙… https://t.co/DaAyfiEkLp
2022年06月30日 07:58
五十女こけ(いそめこけ)@映画、読書、古典、評論@isoisodo『伊勢物語』に 鳥の子を十づつ十はかさぬとも 思はぬひとを思ふものかは 鳥の子は卵、その卵を十の十、つまり百個積み重ねてもということなのですが、この通釈に異を唱える池田寿です。鳥の子とは紙のこと、鶏卵色の艷やかな紙で別名斐紙、また… https://t.co/3RYy3xB0e4
2022年06月30日 15:58
五十女こけ(いそめこけ)@映画、読書、古典、評論@isoisodo紙が貴重であった時代、反故紙とておいそれとは扱わず、ましてやひとの手による字であればそのひとが宿るとも見做されて亡くなると形見にもします。また残された反故紙を漉き返すと墨が抜け切らずに薄墨色になった紙は死者を悼む鈍色です。その紙に… https://t.co/SxrK1q8Np7
2022年07月01日 07:58
五十女こけ(いそめこけ)@映画、読書、古典、評論@isoisodo籠を背負って家々を訪ね歩く紙屑屋、この商売がなぜ成り立つか。紙は幕府の行政から帳簿、袋に傘、合羽の生活品、あまた出版物と需要は留まる所を知らず。江戸は品薄と価格の高騰に悩まされます。紙屑屋が集めた紙を漉き返して安いなりの浅草紙にし… https://t.co/v7M94jJ4Bc
2022年07月01日 15:58
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『 こけさんの、なま煮えなま焼けなま齧り 』 五十女こけ