鍛治研ぎともいいますが、

刀鍛冶が、作品を研師さんに渡す前にする

荒研ぎの工程です。

まず、鎬地を平らに研ぎ、

重ねのムラを取り線を通します。

平地は刃筋を通すと

同時に平地の肉置きを整えます。


私の研ぎ場は

基本的に照明で刀を見ています。


自然光は明るくて良いのですが、

1日を通して動くために、

刀の線や、

肉置きのムラの見え方が変わってしまうのです。


今回は樋を掻くので

棟の線を丁寧にだしておかなくては。