テノウチ、ムネノウチ 待ち伏せ編

テノウチ、ムネノウチ 待ち伏せ編

刀鍛冶 晶平の日常。
秘伝の手のうちや日頃の胸のうちを、毒を吐いたり、ちょっとイイことを言ってみたりしながら、書いてみようかと。

今回

刀は本三枚で造り込むので、

まずは4本分の刃鋼を鍛えておきます。


この後鍛える皮鋼も

同じ由来の和鋼を鍛えているので

合わせ目は分からなくてなります。


合わせ目に異質な鉄がでるような

鍛えをしてはダメですよ。

卸鉄(オロシガネ)です。
晶平の作品には欠かせない和鋼を造ります。
昨日までの鍛錬で羽口が痛み、
作刀には適さなくなったので、
今日は火床の壁が程よく壊れるまで
鋼を造ろうというわけです。

火床の底に産まれた鋼を
冷却のため水に入れると
あまりの高温に、
水面から炎があがります。



そう言えば、
本日24日から高崎タカシマヤさんで
師匠の一門展。
本日は私が在廊しておりますので
「テノウチ、ムネノウチ 刀鍛冶として生きること」をご購入の方にはサインいたしますよー!
人見知りなので、銅像のように立っているかもしれませんが「本を読みました」と、言っていただけると笑顔になります。

直刃のソハヤノツルキウツスナリと、
激しく乱れた幅広貞宗の写し
も観てねん。


隕鉄×玉鋼の杢目鉄指輪もあります。
弟弟子達の作品も見てやってくださいませ。
土日は「お守り刀展」の会場当番で
横浜高島屋7階の美術画廊にいます。

さっき学生さんが、お守り刀展会場に私の著書「テノウチ、ムネノウチ…」にサインをして欲しいと、持ってきてくれた。
誕生日にお母様にプレゼントしていただいたとのこと。
良いお母様だなあ…ありがとうございます!