いや~、しばらく出かけることが多かったので
ようやく刀鍛冶に戻れる
と、喜んでいるところです。



でも、今日は、なかご仕立てで一日が終わりました



やや細身の刀なので、
なかごの先をもう少し絞ったほうがカッコいいな、

とか

上とのバランスや目釘の位置をこうしないと
良い外装ができないな、

とか



姿が整うと
微妙な修正点が見えてくるのです。



もちろん、最初から想定して作っているわけですが、
焼き入れ後の区あたりの角度で、
ずいぶん印象が変わってきたりします。





髪の毛一本の誤差が、作品の出来を左右します。


恐いもんです。