備水砥から改正砥への工程です。


$テノウチ、ムネノウチ 待ち伏せ編

備水砥でさらに肉置きを整え、
樋の中も砥石でムラをとります。
きわに小むらが残りやすく、
樋の形を崩さず、しかもきちんと磨かなくてはならない、
刀鍛冶にとっても、研師さんにとっても難しいところです。




$テノウチ、ムネノウチ 待ち伏せ編

改正砥は更に細かい砥石で番手で言えば600~800くらい。
備水砥までの砥石目を取り、肉置きがほぼ極まった状態にまで
研ぎ込みます。

ここまででほぼ下地研ぎの工程は終わり。
これ以上は姿や肉置きが変化することはないので、
ハバキ、鞘を製作します。