わたしたちのたねまき | 木かげdeえほん


 

うきょう自身は

 

絵本を味方に子育てをした、

 

という自覚もないですし、

 

意識したこともないんです。

 

 

うきょうの子らは、

 

すでに、電車料金やバイキングスタイルのレストランでは、

 

すっかりおとな料金を支払う年齢なので、

 

なんだか、よくわかりません。

 

 

もちろん、絵本は読みましたよ。

 

そこにあったから。

 

あるものを、

 

自分の中にあるように読みました。

 

ちょっと大きくなると、

 

子どもたちの好みも出てきたので、

 

子どもたちが選んできたものを、

 

いっしょに喜ぶように読みました。

 

 

 

うきょうは、

 

芽吹いたものを、

 

花咲いたものを、

 

ごくごく当たり前に享受しただけなんだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

そういえば、

 

うきょうが中学、高校のとき、

 

絵本学や児童文学というものがある、

 

と教えてくださった先生が、

 

ずっと以前、

 

未だ、だれのなにの役にも立たないのに、

 

創作童話を続けて、

 

絵本を読む活動をしているうきょうに向けて、

 

私のまいた種がこのように花咲かせていたことが、

 

本当にうれしいと励ましのおハガキをくださいました。

 

 

うきょうは、

 

先生がそのように感じてくださったことが、

 

とてもうれしかったです。

 

 

 

 

うきょうは、先生のように

 

どなたかに、

 

何かを教える人にもならなかったし、

 

文字をお金に替えるほどの技術も、

 

才能も持っていません。

 

 

 

 

ただただ、どなたかが、

 

まき、育て、花咲かせ、実らせたものを、

 

受け取り、楽しんだ、

 

それだけのことです。

 

 

 

そうはいっても、

 

半世紀近く生きて、

 

なんせ、子どもたちは大人料金の人たちですからね。

 

職業柄からも、

 

「男の子にいい絵本はないですか?」

 

「うそをつかなくする絵本はないですか?」

 

「絵本の読み聞かせすると、賢くなるんですよね?」

 

とかいろいろ聞かれます。

 

一般論はお伝えしますけどね、

 

本当のこというと、

 

眼の前の子を見て、

 

男の子だろうが、女の子だろうが、

 

その子が好きな絵本、

 

その子と一緒に楽しめるんなら、

 

なんでもいいんだと思いますよ。

 

うそだって、

 

つかなくちゃいけない理由が

 

きっと、その子なりにあるんでしょうねえ、

 

それって絵本だけじゃ解決しない。

 

その子に聞かないと。

 

その子の持っている賢さと、

 

あなたの求めている賢さの間に、

 

いったいなにがあるんでしょうねえ。

 

 

 

結局、その子を見ることでしか、

 

始まんないんじゃないの?

 

って思うことがいっぱいです。

 

 

 

 

求められていることとと、

 

思っていることが離れていて、

 

ポツッとなる気持ちです。

 

同僚たちは、

 

その保護者さまたちの要望をとてもよくつかむのです。

 

うきょうは、わからないことだらけです。

 

 

 

わからないけれど、

 

いつの間にか、

 

うきょうがなにかを実らせていて、

 

なにかの種をとばしていたとしら、

 

それは、

 

喜びにつながることだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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