おとなのえんそく 持ち寄り絵本でおしゃべり会 Vol.2 at 西宮 | 木かげdeえほん

昨日からの続き。

 
さて、みなさんがお持ちよりくださった絵本たち。
 
 

たぶんほんと (マッシュノートのおしゃれ絵本) [ 間部香代 ]

 
この中のチョコレートのところとか、
 
あそこのページの画面がお好きなんだそうです。
 
お母さんたちに、じんわりお話したい1冊だそうですよ。
 
 
 

MY VERY FIRST BOOK OF COLORS(BB) [ ERIC CARLE ]

 

洋書もきました~。

 

そして、上下に分かれているしかけ絵本。

 

さすが、巨匠。エリックカール、という形、色使いの美しい1冊でした。

 

ごんぎつね (日本の童話名作選) [ 新美南吉 ]

 

手ぶくろを買いに (日本の童話名作選) [ 新美南吉 ]

 

 

たまたま、別の方が黒井健さんの

 

新美南吉作品をお持ちくださいました。

 

いずれの作品も、黒井健さんのイラストとは別のものがありますが、

 

黒井健さんのほんわりした色鉛筆画に魅了されて、

 

この1冊をご紹介くださいました。

 

ごんぎつねのあのページ、

 

手ぶくろを買いにのあそこのほっそりとのぞくあのページ、

 

いずれもご紹介されたページに一同が、ほぉっとなったのでしたーウインク

 

ハロウィーンの星めぐり 夜に飛ぶものたち [ ウォルター・ジョン・デ・ラ・メア ]

グレー、ウィステリアパープルの美しい1冊。
 
ところどころの朱色が効いているところや、
 
見開きのあの場面など、
 
おすすめページに、これもみなさま
 
「わあ、きれいー」
 
と声をあげた1冊となりました。
 
カバーの銀も効果的で、カバーを外した時の拍子とのちがいも楽しみました。
 
うきょうからはこれ。
 
何度か書いているけど、
 
ほんっと、これキレイだわー。
 
ブルーいいし、グラフィカルなイラスト、
 
赤いマントも効いてるし、
 
もう、どのページとってもいい。
 
どのページを開いて飾っても断然キレイ!って思ってますよ。
 

 

 

 

100年以上まえのイギリスの風景を描いた画集。

 

たいへん細かく、物語性を感じる絵が続きます。

 

服装やお店の看板などから、当時の様子がしのばれ、

 

匂いや音まで伝わりそうな美しい画集でした。

 

 

 

春のうたがきこえる [ 市川里美 ]

月刊MOEの前身、「絵本とおはなし」が愛読雑誌だったという方のおすすめ絵本。
 
枠で囲われたかわいらしい情緒あふれる1冊。
 
 

まほうつかいのノナばあさん [ トミー・デ・パオラ ]

 

こちらはカラーインクかな。

 

70年代の懐かしいテイストのイラストの絵本。

 

おなべからあふれるスパゲッティの画面がなんとも、

 

迫力のある1冊でした。

 

古い絵本といわれる中にも、美しいおもしろい絵本が

 

まだまだ、たくさんあって、こういうものにも光をあてていかないと、

 

もったいないなあ、って思いました。

 

 

にいさん [ 伊勢英子 ]

 
いせひでこさんが大好き、という方の1冊。
 
「アート」をテーマにということで、
 
ゴッホとテオの物語の絵本を選んでくださいました。
 
ゴッホの絵本ということで、ひまわりの黄色が効いた表紙ですが、
 
うきょうは、中ページのブルーグレートーンで仕上げられた木の見開き画面が、
 
ああ、いせ先生らしい美しい画面だなあ、なんて思いましたよ。
 
 

 

喜びの泉 ターシャ・テューダーと言葉の花束 [ ターシャ・テューダー ]

 
 
ターシャ・テューダーの作品はイラストもさることながら、
 
その生き方、生活、人生そのものがもう、「アート」なんじゃない、
 
という話題に。
 
 
 
さて、ここまでがカフェでのお話。
 
下の2冊は、後半、美術館に行く時から参加した方が
 
持ってきてくださった絵本です。
 
 
 

おうちをわけっこ (児童図書館・絵本の部屋) [ ジューリア・ドナルドソン ]

 

 

おうちをわけっこは、中ページ、表紙ともキラキラするラメ加工がしてあります。

 

中ページのどこをとっても、このキラキララメ加工がしてあるんですが、

 

ザラザラするラメ加工やボツボツした感じのラメ加工など、

 

同じキラキラでもちょっとずつ加工が変えてあるのです。

 

ユニバーサルデザイン絵本というわけではないようですが、

 

輪郭にそってエンボス加工になっている部分もあり、

 

十分さわって楽しめる1冊になっていました。

 

いろんな人が、それぞれの楽しみ方ができるようになっているっていうのが、

 

すばらしい1冊だと思いました。

 

 

左:おぐらひろかず 作、絵

フレーベル館
 
 
こちらは、お菓子の懸賞としてついていた絵本だったそう。
 
アマゾンなどでさがしても見つけられなかったので、
 
撮影画面でご紹介。
 
なかなか読むことができない希少本としてもおもしろい1冊だと思いました。
 
実際に読んでいたお子さまも、
 
とってもお気に入りだったそうですよ。
 
 
 
 
以上、「アート」を感じる絵本でした。
 
ご紹介した以外の部分でも、きっとみなさまそれぞれが、
 
「みっけ」とすばらしい部分を見つけられる絵本ばかりです。
 
ぜひぜひ、どこかで絵本を開き、
 
ご自身のお気に入りページや、
 
お気に入りの色やキャラ、パーツを見つけてほしいなあと思う、
 
すばらしい絵本ばかりでした。
 
みなさま、ご紹介、ありがとうございました。
 
 

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