青いドレスの女 | めんたいブルース 《Mentai-Blues》

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今日はブルース映画を紹介します。二年前に先立ってサントラを入手してた「青いドレスの女」。
作品解説を読むと黒人差別をテーマに云々・・・と。
近所のゲオには置いてなかったので、楽天レンタルで視聴しました。

舞台は1940年台後半。主人公は第二次世界大戦からの復員兵で、黒人ながら元軍人に与えられる特権でカリフォルニアに住み、家もローンだが取得できている身分。
そんな彼がちょっとした口論から職場を突然クビになった。
ローンを払うためにはお金が必要、って事でちょっと危ない匂いのする仕事を請け負うことになった・・・。
あとは是非、観てお楽しみ下さい。

たしかに黒人差別がテーマとなっている作品ですが、そこを除外しても黒人の集まるバーの風景や黒人居住地区の光景などのビジュアルも、とても興味深く見ることが出来ました。
ストーリーはちょっと複雑だけど。
BGMが秀逸です。冒頭のTボーンウォーカーから始まり、ジミー・ウィザースプーン、ワイノニー・ハリス、ピー・ウィー・クレイトン、メンフィス・スリムと美味しい所で美味しい挿入歌が流れてきますよ~。

邦題は「青いドレスの女」なのですが、現代を直訳すると「青いドレスの悪魔」なんですね。
こっちの方が内容に合ってるかも。
なぜ、女=悪魔なのか。
それは是非、作品を観て確認して下さいね。