2023年12月15日(金)

 

早朝に主治医からお電話いただき、母の退院が12月19日(火)に決まったとのこと連絡いただいた。「放射線治療を頑張ってくれた」とのことで、閉所恐怖症ぎみのため放射線治療の際につけるお面を嫌っていた母だが、なんとか乗り越えてくれたようだ。19日(火)は午前からお迎えに行って、ランチをしてから老人ホームに送り届けることになる。もし天気が良くて時間があれば、美術館などに立ち寄ってみてもいいな。

 

問題は母が最近ネガティブ全開で、私が疲弊していることだ。どうやって気持ちを整理していくか、考えなければならない。

 

実は先日はネガティブモード全開の際に、最近冬の空気で星が夜綺麗に見えるよ、また見に行こう、とか、私が小学校の時通っていたスイミングスクールからの冬の寒い帰り道で一緒に星を見たね、などと昔の話を振ってみた。話しながら、母が冬の大三角形などの解説をしてくれたことが昨日のことのように思い出される。母は、思い出が蘇るのか一瞬表情が緩むように見えるが、しかしまたすぐ顔をしかめてネガティブモードに突入するため、対症療法的な話題逸らし戦略はあまり有効ではなく、受け止める自分の気持ちの整理こそが重要なのかもしれない。病気の家族をサポートする家族の負担も物心両面で様々なものがあり、それらはもっと顧みられるべきだしケアされるべきなのだろうと思う。