天気がいいから今日は短いワークアウトに出てその後ジムに向かう予定に決定。
目的地は津久井湖、往復30kmってとこ。山を越えるから楽ではないだろうけど、レーシックを受ける前のラストランになるはずなので気合を入れる。
ポカリスエット500mlを一つ腰にぶら下げ、あいにくコインがないためロト6の当たり券1000円分をもっていざ津久井湖へ。
意気揚々、足腰が強くなったからか、少々の坂も苦ではなくなってきた。
と突然スマホが30km走ったと告げる。んっ?30km?もう帰っている距離では?
そう、道を間違えていたのである。とっくに津久井湖なんて超えていた。
ちょっと気を取り直そうとポカリを飲み干す。・・・・やばい。
コインもカードもない。 水の補給ができない。周りは山道、コンビニももちろん宝くじ売り場もない。
なんてことをしてしまったんだ。 頭をよぎる「熱中症」の文字。
とにかくスマホのマップをセットし直し津久井湖へ。何とかなるかも。道の駅とかないかなぁ?
途中、相模川を渡る大きな橋。きれいな景色だ。閏間だとサーッと通っていただろうけど、これが自転車の醍醐味。
一時の休息。
初めて見たアユの友釣り。楽しいんだろうなぁ。後で知ったがここは愛川町。
さて、不安を抱えたまま津久井湖へ。ひと山越えたところだ。
*****(読むのも休息混じりでどうぞ)*****
津久井湖までのジグザグ上り坂、道端にジャガイモが落ちている。田舎らしい。
ここらへんだとヤマト運輸もバイクで配達してるんですね。
津久井湖につくころには40kmをすぎていたが、無償で水を補給でいるところはない。
ますます焦る。これはやばい。口周りが乾いてきた。気づくと汗も出てこなくなっている。
熱中症の中の熱疲弊くらいになっているのかな。
とにかく街に出よう。広い道を探してゼエゼエ言いながら坂を上り、やっと16号こちらの看板を見つけた。
引き付けられるように坂を下る。
んっ? 橋本?
東へ走っていたのである。でも町がある。
橋本に入り、コーナンを見つける。こういうところにはフードコートがあり冷水器が置いてあるはず。
なかった。橋本にはなかった。
諦めて、トイレに駆け込む。そう、最後の手段である。手洗いのみずなら上水に違いない。
これは夢だと思いながら手洗いに向かって水をすくい飲みした。
いまおれのからだの中に流れているのは便所の手洗いの水である。早く忘れたい。
落胆とともにこれは脱水症状になる前に家に帰ろう!と思い走り出した矢先、あった!!東急ストアの宝くじ売り場。
泉のようであった。「チャンスセンター」とはよく言ったものである。
這いつくばるように箱の中のおばさんにロト6の当たり券をわたし、よろしくお願いしますと告げる。
帰ってきた言葉は 「はーい、少々お待ちください」 もちろんおばちゃん、待つよ、ここまで待ったんだから。
次の瞬間、耳を疑った。「残念、ハズレ券です」 ??(-"-)
そんなはずはない。当選番号を確認し4つ番号当たっていたはず。食い下がる。
「そんなはずないよ、当たってるはずなんだけど。」
その後、何度確認しても当たってない。この瞬間が一番疲れた。
電車で降りる駅を寝過ごしてしまった時の30倍、いや50倍の落胆である。
これは早くうちに帰らなければ。そこからは無心であった。というより肉体的疲労より精神的打撃のほうが大きかった。
無事、家には着いたものの、ジムはさすがにあきらめた。
現場でこれまでたくさんの熱中症患者を見てきたが、こんなにみんなしんどいんだな。
皆さんも気を付けてください。