プール活動ってすごい! | ひとり親『じま』の幸せに生きるヒント

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ひとり親。障害者職業支援員から支援学校音楽教員へ転職しました。潜在意識行動学の山下純子先生から、より良いマインドセットを学んで実践しています。より良いで思考で行動すると生き方も変わるお話を中心に記事を書いています。
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こんばんは。

小島奈緒美です。

 

今日は、勤務校の自立活動の1つとして

秋から3年ぶりに(試験的に)再開される

『プール活動』の外部指導者による研修がありました。

 

ペアで教員役と子供役をそれぞれ交代で体験。

浮力を上手く使うと、少しの力で簡単に身体が浮くことや、水の中で子供の身体をS字で揺らして蛇行しながら、身体の力を緩めることなどを教わりました。

見ていると簡単そうでも、実際やってみるとコツを掴むまで難しかったですが、やはり実践することにより体感しながらコツを覚えていけたり、実際に浮かんで揺れながらの気持ちよさ、楽しさを感じることができて良かったです。

 

脳性まひなどにより筋緊張が強いお子さんは、強い力が入り続けるうえに重力もあって、思うように手足を動かせなかったり、

楽に座ることや寝ることができませんが、水の中は重力がかからないため、身体を緩めることができ、楽なのだそうです。

そして、とてもリラックス効果もあります。

更に、水の中で体を動かすことにより、拘縮や側弯した身体にとても有効で、脊柱や関節の動きを引き出したり、

体感コントロールにもなるそうです。

 

心身の効果については、自分が体験してみて理解できました。

プールに入る前と、2時間入った後では、アキレス腱伸ばしなどのストレットをしたときの柔軟性が

各段に上がっていましたし、水に浮かんで身体を左右に揺らしてもらうと、身体の力が抜けて、とてもリラックスできました。

そして、全身が伸びているような感じがしました。

 

他にもたくさんの効果が期待できるプール活動は、

「障害による学習上又は生活上の困難を克服し自立を図るために必要な知識技能を授けることを目的」としています。

それを「自立活動」といいます。教科の「体育」とは違う活動となります。

 

この数年はコロナにより中止されていた活動ですが、

やはり、なくてはならない活動なのだな、と強く感じました。