現在コロナ禍において、
手指消毒は当たり前となりました。
病院、学校、会社、スーパーなどの店舗、
至る所に消毒が設置してあります。
しかし、いったいどれだけの人が有効な手指消毒をしているのでしょうか?
私は仕事柄、手指消毒には特に気を配っています。もちろん、利用者にも毎日指導を行っています。
昨今はネットで調べると、すぐに手指消毒の手順を知ることができます。
(写真はサラヤからお借りしました)
しかし、それを見たまま実行しているだけでは、実は完璧ではありません。
なぜ、それをやるのか、
それをやるには、どこに着目するのか、
深く知って行うだけで、有効度が格段に上がるのです。
例えば、人間の指間には、『みずかき』が掌側と背(甲)側にあります。
背側の『みずかき』は掌側に向かって約45度の傾斜になっているため、写真の④の動作を行う際は、甲を擦ると共に、指間の傾斜45度を意識した下方に向かって指を滑らすことを意識することで、細部の菌にまで有効性のある消毒を行うことができるのです。
それはまた、自分や大切な人を守ることにも繋がります。
『物事を深く知ると、見方が変わる』
今まで、アルコール消毒なんて、意識して行ったことなかったわ!
と思われた方、
ぜひ明日から、有効な手指消毒を行ってみてくださいね
最後までお読みいただき、ありがとうございます