5年ほど前に目にしたブログです。
男性が経営している、一クラスだけ(七人程度)の小規模塾先生が書いたものでした。
「分からない点があれば、授業後にいくらでも質問してください」
入塾案内には、このように謳っている。
ところがほとんどそういうお子さんはおらず、「もっと熱心に食い下がってくれれば、今よりは出来るようになるのに…」と残念な気持ちでいたところ、ある年、とても熱心な生徒が入塾してきた。
その熱心さは並外れていて、毎授業後に次から次へと分からない問題を、自分が100%理解するまで小一時間。
当然のことながら、この生徒の実力は少しずつ上がっていった。
しかし週に2日これが続くと、今度は逆に次のような思いがわき上がってきた。
「あの生徒の授業日は拘束時間が長くなってしまい、次の準備をする時間も持てないし、自分のホッとする時間も削られてしまう。
ここまで熱心なら、併設の個別部門(有料)に入って欲しいものだ。それなら時間も指定できるのに」
雇われ先生でも同じだと思います。
次の授業までのほんの少しの合間に、二人の生徒が質問で並んだとすると、準備にも支障がでるし、何かをちょっと口に入れたりお茶を飲むことさえ出来ません。
これでは立ちっぱなしの次の授業にも影響がでます。
(質問はひとり1問に限る、と言う方法もありますが)
一対一のこちらでは、このようにしています。
個人経営の方、ご参考にされてください。
分からない問題は、どんどん写メしてください。
でもそれを即ネット上で解法を送るなどで、教えることはしません。
これを持って授業料を頂戴していますので、次の授業で取り組みたいと思います。
内容的には「無料授業はやりません」と言うことなので、なかなか言いにくいことです。
しかし始めにはっきり(明文化して)お伝えすることにしています。
(雇われ先生はそういうわけにはいきませんけどね)