15年前の話です。

 

当時小学校低学年女子の母と、学習相談の面談をしたときの話です。

 

私学ですが、ほぼ全員が受験する小学校に在籍しています。

娘の性格は臆病で慎重。

すぐに打ち解けて友達ができるタイプではない。

 

娘の成績を考慮して、小2から塾に通わせることにした。

その塾は学年ごとに2クラスあり、各クラスの生徒数は約10人程度の中規模塾だ。

 

ある日個人面談があり、クラス担任から

「お宅はしつけが行き届いてますね。娘さんは授業終わりにはいつも全部の机の並べ方をそろえて、机上の消しカスまできれいにしてくれるんですよ」

 

帰りに車を運転しながら、我が子が不憫で涙が止まらなかった。

 

入った塾の成績もパッとせず、友達も一向にできない。

居場所が見つけられず、「自分はここにいるよー、先生、私の存在にも気づいてよー」と、声にならない声をあげてささやかなアピールをしているのに、全く意に介せず”しつけがよい”だって?

 

だれが好んで掃除などしたいものか。

 

大勢の子どもをみるプロなのに、そんな解釈しかできないなら、こんなところには一刻も居させたくない。

 

これは、母親ならではの感情で、父親でも分からないだろうし、まして塾の男性講師にはもっと分かりにくいかもしれません。

 

ただ、母達よ。

塾で一番大事なのは、いかに勉強を分かり易く教えてもらえるかなので、それ以外のことにも手厚く対応してもらいたい場合は、いれる塾を吟味しないといけません。

 

先生一人に生徒は5~8人程度の個人経営塾で、経営者である先生が目配りして全部把握している塾。

バリバリ受験塾と言うよりは、中堅を目指そう!みたいな塾。

アットホームな塾。

 

つまり、塾に何を一番求めているのか、優先順に整理して探そうではありませんか。

 

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もう10年近く前の話です。

 

小3のお子さんを連れて面談にいらっしゃいました。

数学習(かずがくしゅう)を希望されましたので、早速始めると、かなり短期間で(記憶ではたぶん5ヶ月以内)終了しました。

 

その後は、単元授業を受けたいと希望されました。

 

家ではハイクラスというテキストをさせています。

先取りを希望しているので、小3ですが、小4の内容を勉強をさせて欲しい。

 

このように仰いましたので、お子さんの様子も合わせて判断し、先取りを実施することになりました。

 

1回の授業でひとつの単元を行いましたが、そのうちシリーズの練習問題も希望してきました。

 

お子さんはとても優秀でしたが、基礎基本をざっとやって、すぐに練習問題レベルはさすがに無理でした。

そのうち覇気がなくなってきました。

 

自分の分を超えた先取りは、お子さんを苦しめるだけと言葉を尽くして告げたところ、

「先取りしたいから、引き続き先生の塾にお世話になることを希望したので、それをしていただけないなら辞めます」となりました。

 

今後はこういうご希望者はお断りしよう。

自分の立ち位置をしっかり決めて、保護者は私が選ぶ。

と、このときに胸に刻みました。

 

このときの思い出は、私の中では、後味の悪いものでした。

 

ところがその4年後、

その方から思いがけないメールを頂いたのです。

 

○○です。

覚えていらっしゃいますか。

受験が終わりました。

子ども曰く、「受験勉強のとき、数学習の訓練でさかんに行っていたことが、ものすごく役に立った」。

そのことを一言告げたかったので一報しました。

その節はありがとうございました。

 

不思議なことに、合格先は書かれていませんでした。

でも希望のところに入いれたから、わざわざご連絡を下さったのだと勝手な解釈をしました。

 

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5年ほど前に目にしたブログです。

男性が経営している、一クラスだけ(七人程度)の小規模塾先生が書いたものでした。

 

「分からない点があれば、授業後にいくらでも質問してください」

 

入塾案内には、このように謳っている。

 

ところがほとんどそういうお子さんはおらず、「もっと熱心に食い下がってくれれば、今よりは出来るようになるのに…」と残念な気持ちでいたところ、ある年、とても熱心な生徒が入塾してきた。

 

その熱心さは並外れていて、毎授業後に次から次へと分からない問題を、自分が100%理解するまで小一時間。

当然のことながら、この生徒の実力は少しずつ上がっていった。

 

しかし週に2日これが続くと、今度は逆に次のような思いがわき上がってきた。

 

「あの生徒の授業日は拘束時間が長くなってしまい、次の準備をする時間も持てないし、自分のホッとする時間も削られてしまう。

ここまで熱心なら、併設の個別部門(有料)に入って欲しいものだ。それなら時間も指定できるのに」

 

雇われ先生でも同じだと思います。

次の授業までのほんの少しの合間に、二人の生徒が質問で並んだとすると、準備にも支障がでるし、何かをちょっと口に入れたりお茶を飲むことさえ出来ません。

 

これでは立ちっぱなしの次の授業にも影響がでます。

(質問はひとり1問に限る、と言う方法もありますが)

 

一対一のこちらでは、このようにしています。

個人経営の方、ご参考にされてください。

 

分からない問題は、どんどん写メしてください。

でもそれを即ネット上で解法を送るなどで、教えることはしません。

これを持って授業料を頂戴していますので、次の授業で取り組みたいと思います。

 

内容的には「無料授業はやりません」と言うことなので、なかなか言いにくいことです。

しかし始めにはっきり(明文化して)お伝えすることにしています。

(雇われ先生はそういうわけにはいきませんけどね)

 

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