具体的な受験校を決定する時期になりました。
(東京在住なら)
1月校はどこにするか。
2月1日は?
2日は?
組むスケジュールが勝敗を左右する一大事になります。
今までこの学校に入りたいからがんばってきた。
現状でははるかに手が届かないが、それでも受験したい。
そういうことはよくあることなので、何はさておきそこを第一志望校に据えます。
ただ、偏差値の開きが10(四谷)を超えると、限りなく奇跡は起きません。
普段4の力の子が、試験当日緊張下で、その日に限り7の力を発揮することは考えにくいです。
それに、もともとないものは出せません。
しかし
長年夢と憧れだった学校を受験して、落ちても潔しとし、「気が済む」を経験することは無駄ではありません。
これを断念すると、「受験したかったなぁ、もしかして受かったかもしれなかったのに・・・」の思いを捨てきれないまま引きずります。
実際に受験して問題を目にすれば、まったく次元が違い、手も足も出ないことが身に沁みます。
「(自分なりに)やりきった。力はぜんぜん及ばずだった。でも気が済んだ」は、体験した人だけが分かる感覚です。
「今までやっていた三倍の本気度を出せばいけるかも」
「自分に無理な領域には手を出さないほうがよい」
etc. ...
それぞれの結論に達すると思います。
不合格が、今後の人生の成長に変換できるのはこのときです。
その後気持ちを切り替えればよいのです。
ただし、(通うか通わないかは別として)絶対に受かるところを2校用意してください。
「絶対に受かる」と思っていても、体調不良など何らかのアクシデントで落ちることがあるからです。
ですから2校です。
この2校(あるいは1校)に受かっているかどうかは、「気持ちを切り替えられるか」に繋がってくるので、絶対です。