自学自習は、この先続く勉強の第一歩として、自立したイメージをともないます。
しかし、年中、年長、小1までは、自学自習させないでください。
この時期に、学習の核となる部分を身につけます。
具体的には
- 学習するときの姿勢(座り方)
- 鉛筆の持ち方
- 筆圧
- 字の大きさや形
- 書き順
- トメ、ハネ
上記1~6が軌道に乗ってきたら、小学校入学までに次のことも加えて、徐々に内容の完成度を高くしていきます。
- 10のまとまりが、考えなくてもすぐに出てくる事
- 繰り上がりのない足し算が、考えなくてもすぐに出てくる事
- 繰り下がりのない引き算が、考えなくてもすぐに出てくる事
- 九九を完璧に暗唱すること
これらを年間300日程度、毎日10~20分行います。(小学校の宿題時間は除く)
- 短時間とはいえ、ご自身に気持ちのゆとりがない
- 子どもが甘えて言う事を聞かない
- すぐにバトルになる
- 上手に誘導できない
このような方は、小さいお子さんの初期指導に長けている小規模学習教室をネットで探してみてください。
その際に、このブログをプリントして「こんな事が書かれているブログがあったので、この点(トメハネなどのこと)を押さえて欲しい」旨、責任者にお渡しください。
小さい子といえども実は自学自習を推奨しているなら、正直に伝えてくださるハズです。
または推奨していなくても、人手がないからそこまでは見ることが出来ないとお返事してくれます。
最後に一言。
側について一緒に学習する意気込みのある親御様の一番の問題点は、学習時間が学齢に比べて長すぎる事です。
たくさんやらせなくてよい。
少ない量を精魂こめてやるのがよいです。