各単元の解き方は、塾で始めに教わったやりかたが、(分かりやすくても分かりにくくても)子どもの脳に強く残ります。
本人には分かり辛くて、そのやり方では一向に解ける様子がないにもかかわらず、それにしがみ付こうとする子どもたちを目にするたびに、初めて入れる塾の存在は大きいという思いが日々強くなってきました。
保護者の皆様は、どのようにして塾を決めているのでしょうか。
身辺の口コミが一番多いと思いますが、昨今、住まいとは若干離れた地区を、わざわざ選択される方もいるようですから、そうなるとネット上の評判を見ることになります。
同学年のクラス編成が複数ある場合、初回面談で次のことを塾長に尋ねてください。
クラスがアップする(またはダウンする)場合、単元の解き方は担当講師によって変化するのか、一律か。
例えば食塩水濃度の場合、式だけか、面積図なのか、天秤なのか。
それぞれの講師の力量に任されているのか。
能力にふさわしいやり方になっているのか。
塾の先生は「中身にまで細かく口出しをする、うるさい母親」と、きっと思うでしょう。
そのように感じたときには「『初めて出会った解き方が、強く印象に残る』と、あるブログに書いてあったから。」とお伝えください。