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「教育で未来をひらけ 創価大の果敢な挑戦ドキュメント」平尾 俊郎
 
「教育で未来をひらけ 創価大の果敢な挑戦ドキュメント」
平尾 俊郎
毎日新聞社
定価1200円
205ページ
2013年3月15日 印刷
2013年3月30日 初版発行
 
2016年 平成28年 1月19日 読了
 
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【目次】
プロローグ 子供たちに僕の見た世界を伝えたいー「GCP(地球市民プログラム)」という選択
 
第1章 “新たな学び”を紡ぎ出す工房になれー教員養成の主戦場となる「教職大学院」
 
第2章 学校の学びを社会と結びつけて考えたいー「サービスラーニング」という発想
 
第3章 創価大学の何が教員を育むのかー教員養成のメカニズムとは
 
第4章 “日本一の教員”になりたいー離島の子供を変えた「飢餓体験授業」
 
第5章 教育とは愛情を注ぎ続けることー「発達障害」への対応
 
第6章 アクティブ(能動的)な子供たちに育てようー東日本大震災から学んだこと
 
第7章 “特色ある教育”を求めてー通信教育部から校長になった男
 
第8章 教育行政の立場から学校教育を考えるー「学校現場」と「教育行政」
 
あとがき
 
★ ★ ★
 
平尾/俊郎
1952年生まれ。明治大学文学部卒。企業広報誌の企画・編集業務を経て83年独立。以来フリーライターとして、教育、ビジネス、介護など幅広いジャンルで取材・執筆を行う。
(著者略歴)
 
へーっ、そうか!次の教育。教員、学生、卒業生へのアタックインタビューを完遂した、圧倒の「教育」ドキュメンタリーの一冊。“心に火をともせ”その実績と秘密に迫る。
(帯より)
 
この度、毎日新聞社から、『教育で「未来」をひらけ ~創価大の果敢な挑戦ドキュメント~』が発刊されました。
これは、卒業生の約1割が教員として活躍する創価大学の実績と取り組みに、著者である同社出版局の平尾俊郎氏が着目し取材を重ねたもので、本学の教員を目指す現役学生、教員養成に関わる教職員、教育現場で頑張る卒業生たちの生の姿が、全8章で構成、紹介されています。
担当者は、「心に響く、画期的な教育関係の本となりました。ご協力に心から感謝いたします。教育に関心のある全ての人たちに読んでいただき、創価大の取組みを参考にしてもらえたらいいですね」などと語っています。
(創価大学の紹介より)
 
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創価大学は開学以来の40年間に既に6300名を超える教員採用試験合格者を輩出してきました。
 
教員輩出屈指の大学として、教員、学生、卒業生へのインタビューを元に、教員養成の取り組みや実績をまとめています。
 
国の将来を担う「子供」という、生きた人間を相手にする教育。
 
本書では創価大学生の特徴として、「一生懸命」「真面目」という点をあげていましたが、単純なようですが、それがとても重要であると感じてなりません。
 
以下、ポイントメモです。
 
●平成22年4月に創設された「GCP=グローバル・シティズンシップ・プログラム(地球市民プログラム)」(P11)
 
●平成14年度に初めて教員採用試験合格者を200人の大台を超えて以来、12年連続で200人を超える卒業生を教育現場に送り出してきた(P76)
 
●創価大学の深くて強い、先輩・後輩の関係(P103)
 
●子供を信用し尊敬していても、間違っていることは絶対に許さない(P116)
 
●飢餓体験授業(P121)
 
●障害を持った子供の教育(P141)
 
●東日本大震災で多くの児童の命を救った「釜石の軌跡」(P150)
 
●教員への指導も、子供への教育につながる(P192)