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「輝きの明日へ18」池田大作
 
「輝きの明日へ18」
池田名誉会長のスピーチから
池田大作
小冊子
聖教新聞社
定価100円
108ページ
1998年42日 初版発行
 
1998年 平成10 6月 読了
 
  
 
収録期間 平成10(1998年)1月1123
 
【目次】
 
一国も個人も「心」で決まる(各部代表協議会)H10.1.11
 「私の宝物は、いい友人」 広布の和合僧に生きる幸せ
 103歳の高橋ヨシさんの、はつらつ人生
 未来の果を知らんと欲せば 其の現在の因を見よ
 「今」の姿を見よ
 まず精神を立て直せと
 病気は「原因」を知らなければ
 日本に今必要なのは哲学者と詩人――識者
 宗教は「本」経済は「末」
 “舞を舞い、踊るがごとく”と
 地位の人生は空しく虚像
 行動の人生は充実し実像
 「耕す」のは苦しいか、楽しいか
 わが福徳の地盤
 健康は、智慧で守れ 一日生き抜けば 一日福徳が積める
 寒さを意識して
 
断じて続け「師子の道」に!!(全国青年部幹部会、韓国・鎮川郡「名誉郡民証」授与式での謝辞)H10.1.17
 私は世界一、幸福――諸君がいるから
 韓国の「勇敢なる心」に学べ
 人間の中へ!
 一人が百人に 百人が千人に
 見よ!! 韓国のジャンヌ・ダルクの闘争を!!
 戦い続ける人が 広布の後継者
 不借身命の弟子で決まる
 「だれ先生を!」戸田先生の叫び
 
「行動!」こそ我らの栄光(第2東京代表協議会)H10.1.18
 「経」とは「足」 歩け! 歩け!
 天台大師は「法華経は折伏の経」と 青年よ、破折の宝剣を磨け!!
 一つの正義は千の邪義も破る
 大慈悲の親心で悪を除く
 悪知識を遠ざけよ 悪人・悪書は、言葉巧みに詐り 善心を破る
 善友に近づけ!
 「一生は夢の上」信心第一で!
 
「真実の叫び」は心から心へ広がる(首都圏各部協議会)H10.1.20
 会合革命を!! 集った友に満足を! 話は「ホシ」を定めて!
 「来てよかった」と喜ばれる会合
 日蓮大聖人の最上第一の相伝 広布の同志を「仏の如く」
 ひとつひとつ常勝の布石を
 「黙ってはいられな!!」明治の女性記者の言論闘争
 何という悲劇!
 私は書き続ける 民衆のために!
 模範の行動の人は迫害される
 嫉妬の日本
 希望は実現! 婦人が立てば
 中国の古言“大誠実で動かせないものは天下にない”
 御聖訓「命限り有り惜しむ可からず遂に願う可きは仏国也」
 青年部の時代。大胆に進め!
 
学会活動で「黄金の自分」を磨け(婦人部代表協議会、第16回紅梅会総会、第25回常盤会総会)H10.1.25
 これほど尊い集いは他にない
 広布で苦労した分だけ子孫も幸福に
 民衆の中へ! 生活の中へ!
 子孫が脱線しないように
 仏敵を攻めてこそ広宣流布が
 多数と戦う時
 一人のために足を運んで
悪を責めないと自分が悪道
金の山を妬み
第六天の魔王が支配する世界 善人を迫害、悪がのさばる
三障四魔と戦い勝って仏に
 「やりにくい」所でこそ成長できる
 順調だけだと成長はない
 苦労の薪が幸福の炎に
 紅梅のごとく凛と咲け 厳寒に「変わらぬ心」の美しさ
 「大誠実」の象徴
 誓いを貫く人生
 学会の役職は「人間向上への飛躍台」 使命を果たせば、境涯が上がる
 境智行位
 広布のために悩んだ人が尊い
 世間の「位」は幻 生命の「位」は永遠
 けなげな庶民が一番信用できる
 
「勇気」で開け!!「創価学会の世紀」を!!(第19回本部幹部会、第4回神奈川県総会)H1.2.3
 青年部の時代が来た!! 決然と「道」を開く青年たちに万歳!!
 20世紀を発明した男
 学歴は無関係
 「広宣流布は強きでいけ」戸田先生
 耳が聞こえないから幸福だ
 エジソン「99回の失敗の後に1回の成功が」 勝つまで戦えば必ず勝てる
 わが人生の記録
 あきらめるな! くよくよするな!
 これだけやれば成功して当然
 意気消沈しているヒマはない
 機械文明には、心の進化が必要
 危機のたびにさらに発展した
 内なる無限の力を探究せよ!
 古今の仏教界は師匠を軽んじて滅亡 学会は永遠に師弟不二の正道を
 弟子の増上慢が法滅を招いた
 邪悪と戦わないと自分が邪悪に
 師弟の破壊は、仏法の破壊
 権力の魔性対、精神界の王者
 弟子には弟子の道がある
先生の教えを素直に実行
「師と共に大難 何たる幸せ」戸田先生
ここに学会の魂
御本尊・師匠・誠実が私の宝
自分中心を捨てよ! 「勇敢な男は、自分のことは最後に考える」シラー
何を中心にして生きるか
人に頼るな! 一人立てば君は自由だ! 「臆病は最大の悪徳 自分が損」ガンジー
「格好だけ」では勝利はない
日蓮仏法は勇気の仏法 生きて生き抜いて正義の証明を!!
私はやり抜く
生まれるたびに福徳の大指導者
 
<授章>
池田会長は「韓日友好の架け橋」 哲学なき世界の“ひとすじの光”(韓国・鎮川郡「名誉郡民証」授与式)H10.1.17
 学会の「師弟の道」に感銘 池田会長は人権ルネサンスの行動者――金郡守のあいさつ
  ぜひ韓国ご訪問を
 
  
 
池田先生のスピーチ集「輝きの明日へ」の第18巻です。
 
※収録期間 平成10年(1998年)1月11日~2月3日までのスピーチ・謝辞等が収録されています。
 
以下、ポイントメモです。
 
●もっとも尊いのは学会を守るため、陰で苦労している人である。華やかな表舞台の人が偉いのではない。心である。心で決まる。格好ではない(P8)
 
●「立場」にこだわり、「立場」を誇り、行動もなく、責任もない人生――それはわびしい。なかんずく、民衆を裏切り、利用した権力者が、どれほど、みじめな末路へと転落していくことか。
それに比べて、大地に根を張った使命の人生は楽しい。日々、人間らしく、開拓の汗を流し、価値を生み出していく庶民の人生が、どれほど充実と生きがいに漲っていることか(P18)
 
●まことのときに戦えない、力のない臆病な人間は、いくら人がよくても、頼りにはならない。そういう人間は、厳しく言えば、むしろ敵と同じである(P26)
 
●韓国のジャンヌ・ダルクと呼ばれる抗日運動の女性闘士、柳寛順(ユクワンスン)について(P30)
 
●言論を武器に、公害問題と戦った女性新聞記者、松本英子さんについて(P48)
 
●障害があればあるほど、自分が輝いてくる――これは人間関係についても、大切な教えではないだろうか。組織は、さまざまな人の集合である。自分にとって、やりいい相手だけとは限らない。うんざりするような場合もあるに違いない。しかし「だからこそ」、そのなかで、自分という黄金の山が光ってくるのである。
周りが、いい人ばかりだと成長はない。やりにくい人の中でも祖、自分が黄金に磨かれていくのである。考えてみれば、自分のことさえ、自分の思うようにはならない。まして、他人が自分の思うようにならないのは当然である。
それを、いちいち腹を立てていても、何が良くなるわけでもない。相手がそれで変わるわけでもない。「しょうがない人だなぁ」と思って、慈悲をもって包容してあげるしかない(P63)
 
●役職を馬鹿にすることは、広宣流布の組織を馬鹿にすることに通ずる。自分は自分として立派に、役職の「責任」を果たしていこう、自分自身の立派な歴史を残していこう――と、「智」と「行」を尽くしていくところに、生命の「位」が上がっていく。ここに「役職」の重大な意義がある。その意味で、役職は「人間向上への飛躍台」なのである(P69)
 
●発明界のナポレオン、エジソンについて(P76)
 
●日蓮大聖人の時も、増上慢の弟子がいた。「大聖人が大難に遭うのは、大聖人のやり方がおかしいせいだ」と非難する門下がいたのである。
罪なくして大難に遭うことこそ「法華経の行者の証明」であることが、わからなかったのである。そういう人間は「他宗の謗法の人間よりも、もっと長く、地獄で苦しむことになる。かわいそうなことだ」と大聖人は仰せである(P90)
 
●ガンジーは、「恐れ」こそ「最大の不幸」であると訴えた。ゆえに“何も恐れるな!”と叫んだ。
「私は恐怖というものが嫌いだ。どうして人間が他の人間に対して恐れを抱かなくてはならないのか」
「臆病は、我々が損害を受ける最も大きな悪徳であり、おそらく最も大きな暴力である」と(P97)