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「輝きの明日へ16」池田大作
 
「輝きの明日へ16」
池田名誉会長のスピーチから
池田大作
小冊子
聖教新聞社
定価100円
103ページ
1998年33日 初版発行
 
1998年 平成10 4月28日 読了
 
  
 
収録期間 平成9(1997年)11月8日12月9
 
【目次】
 
11.18「創立の日」記念の和歌
 
青年よ、21世紀へ「常勝の橋」を!!(第6回本部幹部会、第9回第2東京総会 第3回北陸栄光総会、第1回福島県総会 モンゴル国立大学「名誉人文学博士」称号授証式での謝辞)H9.11.8
 大いなる草の海、大いなる人の心
 36歳の若き学長
 戸田先生の遺言“第三代会長を守れ”
怒濤と嵐を乗り越えて!
 モンゴルの魂の詩“卑怯者が身震いする真実の声を!!”
 若人は湧く泉
 青年よ常勝また常勝の不滅の歴史を!!
 一切を青年部が引き受けよ
 生き生きと語れ!! 「語る」ことが人間の証明。民衆の声高き国は繁栄
 民衆の底力を!
 チンギス・ハンの言葉「力の為政者は自分の時代だけ栄えさせる」「英知の為政者は後世をも栄えさせる」
 指導者の「自己中心」は滅びる
 モンゴルの智慧「坊主のいる所に 嘘がはびこる」
 牧口初代会長「自分が尊敬されようとするな 手本に導くよき伴侶たれ」
 手本に向かって一緒に成長
 モンゴル・日本に友好の新史を
 モンゴルと日本の「心の空白」を埋めたい
 アジアの国々と断じて友情を
 西暦2000年、元気に全員集合
 御聖訓「一生空しく過ごして万歳悔ゆること勿れ」「師子王の如くなる心もてる者 必ず仏になるべし」
 戦わなければ仏になれない
 
関西は「民衆勝利の英雄の都」(関西広布50周年開幕記念代表者会議)H9.11.22
 トインビー博士の遺言を実現
 ゴルバチョフ少年の怒り
 ナチスの猛攻撃に奮い立った
 生涯が大きければ「もっと大きな力」を出す!!
 邪悪と戦う心こそ仏法の魂
 敵がそう出るなら、いい機会だ
 チリの民主化を「獅子の声」が実現 「恐れと諦めを たたき出せ!!」
 「私は楽観主義者、民衆を信ずる」エイルウィン大統領
 民衆パワーこそが歴史を回転
 青年が開け!! 希望と勇気の世紀を!!
 人材を育てよ、人材に育て!
 難即大功徳と
 常勝の大明星
 
悪とは最後まで戦いぬけ(中部代表者会議)H9.11.24
 悪世で妙法を弘める人が尊極
 「力を! 民衆に力を!」マンデラ大統領
 誰も当てにせず 自分が力を!
 「善の人々が大きな声を」パール・バック女史
 青年の成長を私は待っている
 常勝将軍とは必死の指導者
 自分が率先を! 自分が執念を!!
 なぜ勝てない?
 「悪とは決して妥協するな」金庸氏
 真心の信心以上のものはない
 満足するために人生はある
 「生き抜いた姿」を示そう
 
仏法は勝負!!「民衆勝利」の旭日よ昇れ!!(第17回本部幹部会)H9.12.9
 勇んで“声”を! 「南無妙法蓮華経は師子吼の如し」
 真実の遊楽
 毀誉褒貶を超え“後世のために”
 市井の「宝の人」
 信念なき自由、良心なき自由
 自由のために戦う人こそ、真の自由人
 本は「心の糧」
 挑戦する人は若々しい「40年、描いたが、まだまだこれから」辻画伯
 「満足だ」と言い切れる日まで
 我らのライフワークは広宣流布
 大胆不敵な行動は人間を導く光
 青年が進め!! 大胆にまた大胆に
 傍観者になるな
 出でよ! 21世紀の広布のユゴー
 生き生きと語ろう! 「人と会う人」は栄える
 来客が多いのは栄えている証拠
 最大のパワー、それは民衆の情熱
 頼りになるのは無名の庶民
 行動の人が一番尊い、その人を大切にすれば勝つ
 ガーナ婦人の叫び「横暴な支配者は叩き出そう!」
 「民衆にこそ最後の決定権がある」エンクルマ博士
 団結した民衆にかなうものなし
 人を救い、世を救うのが宗教
 たじろぐな! 口と頭を使え
 中国革命の父・孫文の信念「心が『できる』と信ずれば、必ずできる」
 孫文は「勝つまで」戦い続けた
 「まずはらを決めよ! 決めたら進め!!」戸田先生
 今日よりも明日、今年よりも来年
 1998年の合言葉は「勇猛精進」!! 使命の軌道を名優のごとく
 難があるから 成仏できる
 
授章
池田博士は文化・教育・人道で卓越 学会は人類文明に偉大な足跡(モンゴル国立大学の「名誉人文学博士」称号授証式)H9.11.8
 池田博士には「真摯な姿勢」「積極的な創意」「卓越した指導力(リーダーシップ)――カンツォグ学長のあいさつ
 
<創立者祝辞>
一人の行動が世界をも変える――20世紀の大改革、ペレストロイカ(ゴルバチョフ元ソ連大統領の創価大学「名誉教授」就任式)H9.11.20
 トルストイの教訓をゴルバチョフ氏が実践「人間として」生きよ!! 権力者として生きるより
 三つの道のどれを選ぶか
 人間の力を信じよ!
 歴史転換の波動は地方から 英雄は生き抜く――称賛も侮辱も彼を変えられぬ
 21世紀は変わる、この関西から!
 迫害の中から究極の凱歌が
 レールモントフの詩 “戦いがなければ 人生は退屈”“一日一日を 不滅に!!”
 
  
 
池田先生のスピーチ集「輝きの明日へ」の第16巻です。
 
平成9年(1997年)11月8日~12月9日までのスピーチ・祝辞等が収録されています。
 
以下、ポイントメモです。
 
●私は学会の会長職が、どれほどの激務か、わかっていました。(法華経に説かれた)三類の強敵と、一人、矢面に立って戦わなければならない。死を覚悟しなければ絶対にできない。それが“本物”の民衆運動である創価学会の会長であります。
会長就任のその日、妻は言いました。「きょうは、池田家のお葬式です」と。
先輩たち中には、意地の悪い目で、様子を傍観している人もいました。
しかし、私はまず恩師の七回忌を目標に、「いつ、倒れてもよい。成すべきことは、きょう成し遂げる」という決心で、ただ一筋に走りました。最初の数年は、いつ春になったのか、いつ秋になったのかもわからないほどでした(P12)
 
●卑怯者、臆病者、裏切り者を震え上がらせる「真実の声」――これこそが獅子吼であります(P14)
 
●「満足」するために人生はある。「満足」するために信心がある。戦いがある。「満足」の人生かどうかは、「心」で決まる。文句や臆病は、自分の満足の人生を自分で壊しているのである。広宣流布に戦いきっていくことが、永遠の満足を得られる直道なのである(P51)
 
●無名であっても懸命に社会に尽くしている市井の「宝の人」を、草の根を分けても探し出して顕彰する。そういう社会が正しいのではないだろうか(P59)
 
●良書を読まない人生は、薄っぺらな人生のままで終わってしまう。それでは哀れである(P62)
 
●命令する人が偉いのではない。行動する人が偉いのである(P64)
 
●「自分の幸福」は自分で勝ち取る以外にない。自分を批判する人が、それでは自分を幸福にしてくれる力をもっているのか。大哲学をもっているのか。むしろ、その人自身が不幸な場合が多いのではないか。
そう見極めれば、他人に左右されることは、あまりにも愚かである。自分で自分の幸福な生活。偉大な人生を飾ることである。そのための信仰である(P66)
 
●悪を傍観する青年はずるい。臆病は一番の敵である。言うべきことは、声に出して堂々と言わなくてはならない(P69)