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「輝きの明日へ14」池田大作
 
「輝きの明日へ14」
池田名誉会長のスピーチから
池田大作
小冊子
聖教新聞社
定価100円
103ページ
1998年12日 初版発行
 
1998年 平成10 2月 読了
 
  
 
収録期間 平成9(1997年)9月131010
 
【目次】
 
愉快につくれ「正義のドラマ」を!!(第15回本部幹部会、第7回東北総会、第3回静岡県総会)H9.9.25
 フィリピンの知事のごとく「歩け! 現場を 自分の足で」
 何もういらない! 私は奉仕する人
 彼が死んだ後も彼に投票したい
 チリ民主化は、“権力の嘘”へ、「ノー!」のスクラム
 対談集「太平洋の旭日」が発刊へ
 正義を叫ぶのに遠慮はいらない
 民衆の勝利へ「何かに動け!」「何かを始めよ!」「何かのドラマを!」
 知恵をしぼってこそ指導者
 自分の人生を何のために?
 嘘は暴力の控室、嘘こそ民主の敵
 権力の横暴に沈黙する臆病
 真実を言い切れ!!
 「言うべきことを言う」が学会精神
 青年よ、先輩を乗り越えて立て!!
 すべての勝利は青年の力で!
 叫んだ分だけ、広宣流布は進む
 一人、世界を駆け、指導者たちと語る
 御聖訓「日蓮大聖人が弟子等は臆病にては叶うべからず」
 悪の根を断て
 「自分が勝つ」「皆も勝つ」、それこそ民衆勝利 堂々と示そう、創価学会の底力を!!
 汝自身に力をつけよ
 
創価の同志こそ最高の幸福者(神奈川・海外代表者協議会)H9.9.15
 日蓮大聖人の大闘争の天地「神奈川よ 叫べ!」「神奈川よ 立ち上がれ!」
 仏典にいわく「法を破る悪人を放置し、責めない仏法者は、仏敵である」
 草創のあの強さで立ち上がれ!
 臆病は大悪――仏敵を喜ばせ、広布を妨げる
 「慈無くして詐り親しむ」のは敵
 「共に難を」の心
 人は希望ある限り若い
 いつ能力は衰え始めるか
 自分で自分をどう決めるか
 庶民の英雄を抱きかかえて
 国を助けようとして迫害される
 生々世々、一緒に
 何があっても、朗らかに、負けない、鋼の心を
 人生は最後の数年間で決まる
 
勇み立て!!「正義の大行進」に!!(第2東京代表者会議)H9.10.3
 ブラジルの英雄ディラデンテス「私は満足だ! まっすぐに生きたから」
 我に悔いなし!
 二つの人権「民衆を守る人」か 「民衆を裏切る人」は
 「愚人に憎まれるのは第一の栄光」
 
メッセージ
「この大功徳を見よ!!」と前進(山梨婦人部幹部会)H9.9.30
 最後は裁かれる
 仏法の厳しき因果律は厳然 大聖人・日興上人の正義は学会だけに
 平左衛門尉の一族の悲惨な末路
 トインビー博士の歴史観・人生観「強くなれ!! 生涯があるほど」
 挑戦と応戦
 ゲーテのファウスト「もういいと、寝そべったら終わりだ」
 ますます燃えさかる生命力!
 
偉大なる「岡山革命」の旭日を(第10回岡山県幹部会)H9.10.5
 
悪と戦う連帯を! 自分が核となれ!(首都圏学生大会)H9.10.10
 ホロコースト(ユダヤ虐殺)の悲劇の教訓
 
<授章>
「ノー・モア・ウォー」に人生を捧げた人(国連協会世界連盟の特別顕彰授賞式)H9.9.13
 青年が止めよ「不幸の流転」を 国連協会には「限りなき精神の闘争」が――池田SGI会長の謝辞
  国家の利害よりも、民衆の善意で連帯
  国連中心こそ平和への軌道
  民衆から見れば多くが見える
  国連を支える民衆運動を共に
  国連と民衆を近づける努力
  国家主義の悪の根を 断ち切れ!!
  タゴールの怒り
  ハリム会長の期待「世の中を監視せよ! 国家を動かせ 対話の力で!――青年にはその権利が」
  歴史を変えよ、火を吐く言論で
  人間として大きくなれ ガンジーのごとく、ヒマラヤのごとく
  21世紀へ「平和の人材山脈」を
 池田会長こそ、世界が必要とする人物――ハリム会長のあいさつ
  SGIには、正しき人をつくる正しき教育が
 池田会長には崇高なビジョンが、ダイナミックな指導力が――ナンダ副議長の祝辞
 
人類の平和へ、常に先頭に立つ池田先生(中国・内蒙古大学の名誉教授証授与式)H9.10.6
 中国蒙古文学学会の名誉顧問にも、ともに日本人初「就任は中日友好を促進」
 教育の大地に黄金の実りを――池田名誉会長の謝辞
  日中国交提言も学生部総会で
  周総理が心を砕いた、内蒙古大学の創立
  姪御さんも同大学で学ぶ 周総理の厳愛「まだ これからだ!!」
  間断なき挑戦こそ学生の生命
  旭日干(シヨルガン)学長の不屈の勝利劇 「時は生命なり」と執念の努力で
  最初の留学生が創価大学へ
  歴史は回る 一人の勇者があれば
  諸君も忘るな「何のために学ぶか」を
  障害の嵐こそ指導者の栄誉
 中国人民の「古き友人」池田先生に敬服
  名誉教授就任は、本学への何よりの激励
 
  
 
池田先生のスピーチ集「輝きの明日へ」の第14巻です。
 
平成9年(1997年)9月13日~10月10日までのスピーチ・メッセージ等が収録されています。
 
1997年の9月17日、身延僧約30人が、大石寺を参詣。
 
以下、ポイントメモです。
 
●正義を叫ぶのに、遠慮はいらない。遠慮は悪である(P12)
 
●日本も、また世界も、21世紀に向かって今、明るい展望が開けないでいる。新しき前進! 新しきエネルギー! そのためには、何が必要か。
それは、自分から、まず「何かに動く」ことである。「何かを始める」ことである。「何かのドラマをつくる」ことである。
それしか方法はない。
 
それをやったところが勝つ(P13)
 
●青年の時代である。青年とは、誰かを頼るのでもない。誰かの後ろについていくのでもない。
自分で切り開いていく。自分が広宣流布を進めていく。自分が創価学会を勝利させていく。それが青年であり、学会を愛する真の後継者の姿である。
入信間もないころ、私は当時の学会が好きになれなかった。多くの幹部が、威張っていたし、権威的であった。真剣にやらないうえに、後輩を大切にしない先輩が嫌いであった。
「戸田先生の心がわかっていない」としか思えなかった。そんな私の思いを、先生は知ってくださった。そして、こう言われた。
「それならば、大作、お前が本当に好きになれる学会をつくればいいではないか」と。明快であった。
私は、その通りに戦った。責任感ゆえに、時には先輩とぶつかることもあった。青年は、それくらいでよいのである。
ゆえに私は、叫んでおきたい。「先輩を乗り越えて、青年よ進め!」「広宣流布は、青年部が、やりなさい!」と(P18)
 
●悪を見て、放っておいてはならない! 傍観する者は仏敵となる! 断じて戦え!
たとえば、悪意のデマがある。「それはウソだ!」と叫べば、悪は破れる。黙っていれば、その臆病に悪はつけこむ。
正義を叫ばずして、広宣流布ができるはずがない。何ものも恐れず、真実を叫びきっていくのが学会精神である。それが草創期の学会の強さであった。だから、ここまで広宣流布ができた。今こそ、その精神が必要なのである(P29)
 
●仏法者ならば、言として巌のごとき心でなければならない。弱さは悪である。鋼のごとき心でなければならない。獅子でなければならない(P31)
 
●有名な「パーキンソンの法則」というのがある。
人間の能力は、いつ衰え始めるのか? 50歳か。それとも60歳か――。いや、何歳でもない。定年をどう決めても、「定年マイナス3歳」の年齢で衰え始めるというのである(P33)