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「輝きの明日へ12」池田大作
 
「輝きの明日へ12」
池田名誉会長のスピーチから
池田大作
小冊子
聖教新聞社
定価100円
100ページ
1997年98日 初版発行
 
1997年 平成9 12月 読了
 
  
 
収録期間 平成9(1997年)6月11日625
 
【目次】
 
広宣流布の人生こそ、最高に尊貴!!(第12回本部幹部会)H9.6.16
 日本の狂いを世界が戒める
 大聖人をお守りした“多宝会”
 何と若々しき希望の人生!
 「祈りとして叶わざるなし」です!
 組織で戦う人が一番尊貴
 位より「戦う心」のある人が偉い
 仏法は勝負 人生に勝て! 大願を成就せよ!!
 信心には“骨折り損”がありません
 “さあ戦おう!”――その「心」が自分を光らせる
 忘恩の徒は絶対に許さない!
 学会は尊き「民衆の偉人」の集い
 正義を叫んでこそ現証は現れる
 法華経“「第一の人」とは「妙法を持つ人」”
 大聖人“我が門下は過去の「大菩薩」”
 心で見ないとわからない
 “勝つ”ことが広宣流布
 戦争中に堂々と「広宣流布を」と
 一人一人が納得したから強い
 「人を集める」だけでは勝てない
 国家主義の危険な方向性を憂慮
 世間は虚栄、不滅の栄光は広宣流布の中に
 「たぼらかされるな」と大聖人は
 「最高の人生」を!! 「最高の法」で!!
 我が門下を「蔑如すること勿れ」と
 全員が幸福に! 全員が裕福に! 「素晴らしき一生」を飾れ、生き生きと!!
 
長編詩
広宣流布へ 建設のスクラム(懐かしき故郷 大田の友に贈る)H9.6.11
 
庶民の王国 名誉ある法戦(わが共戦の墨田の友に贈る)H9.6.12
 
東京ルネサンスへ 民衆の大交流(わが使命に走る 練馬の友に贈る)H9.6.18
 
平和と文化の大城に 凱歌あれ(大東京をリードする 世田谷の友に贈る)H9.6.22
 
大東京の空に 新生の虹を(大道を歩む わが町田の友に贈る)H9.6.23
 
東京革命へ 大勝利の船出(わが不屈の 江東の友に贈る)H9.6.25
 
  
 
池田先生のスピーチ集「輝きの明日へ」の第12巻です。
 
平成9年(1997年)6月11日~6月25日までのスピーチ・長編詩等が収録されています。
 
以下、ポイントメモです。
 
●折伏とは、日蓮大聖人を、その人の家にお連れしていく行動である。どれほど崇高か。どれほど偉大な行為であるか。ゆえに、一生懸命に組織で学会活動した人が一番偉い。
信心と人間の偉さは、役職では決まらない。いわんや学歴や肩書、社会的地位とは何の関係もない。仏法から見た偉さと、世間体のうえの虚栄の華やかさとは全然、違う。
博士になるよりも、有名人になるよりも、権力者になるよりも、一生懸命に広宣流布に汗を流しゆく人が一番尊いのである。
そういう真面目な学会員を、大聖人は一番称賛してくださるにちがいない。抱きかかえてくださるにちがいない。
愚直なまでに、まっすぐに戦っていく信心――これが本当の名誉ある人生である。その人こそ「広宣流布の宝」であり、「創価学会の宝」である。
学会は永遠に「庶民の王国」である。庶民こそ一切の「土台」であり、「大地」である。
ゆえに広布の第一線の組織で戦っている人、一番、大石寺へ南アなかで奮闘している人。このもっとも尊き同志を、最大に大切にしていくべきである(P12)
 
●だれが「本物」であったか。それは、あとになって必ず、わかってくる。臨終の時、また三世という次元で必ず明確になってくる(P16)
 
●幹部は「すぐに人を集める」のではなく、「自分で会いに行く」行動を忘れてはならない。これを忘れたら、大きな錯覚をしていることになる。
大勢の前で、うまく話をしているだけでは、「口がうまい」だけである。自分の見栄である。
友の励ましのために「一軒一軒回る」「一人一人に会う」。地道にそれを貫いている人が「本物」であると申し上げておきたい(P23)
 
●フランスの知性 アランは言った/「君が/他人の始めるのを/待つ限り/誰も 始めはしないだろう/だから 君が/率先して始めるべきだ」
座して待つにはあらず/何かで動け!/何かで戦え!(P34)
 
●亡くなられる一年ほど前/戸田先生は/私の義父と義母/そして/当時の理事長や最高首脳を/側に呼ばれ 言われた
「大作の命が心配だ/大作が早死にしたなら/私の訓練が無になり/学会の未来は暗い」
「あまりにも/過酷なる一日一日を/私のために/送らせてしまった」
そして また/「第三代会長を守れ!/第三代会長がいる限り/創価学会は興隆し 発展する/私が今 精魂込めて/鍛え上げた人物である/幹部は誰人たりとも/第三代を守り抜け!/LPれが 私の/ただ一つの 遺言である」と(P39)
 
●権力者は 魔性であり/陽炎である/知識人は 才知はあるが/腰が弱く 臆病である/いざという時に 頼れない
庶民は朗らかで/雑草のごとく強い/庶民を大切にした所が/最後は必ず勝つ/それが 仏法である/道理である(P44)
 
●あるとき/戸田先生は 墨田の友に/「最も幸せであるべき法難に/お供しながら/その難を忍んだのは/私一人であった」と/烈火のごとくに叫び
そして また/「信心の確信が深まり/わが人生で最も得をしたのは/この二年間の牢生活であった」と(P45)
 
●あの世界宗教に広がった/キリスト教も/救世軍と呼んだ/部隊という名をつけると/皆 軍隊式と非難するが/根本は心であり/精神である
法を弘め 友を救い/楽土・日本を 創出せんとす/青年たちを/平和の部隊と 讃えて/何が悪いか!/何もせずして/非難する方が/臆病であり 卑怯者である!(P47)
 
●人のために動き/友のために尽くし/そして/人々から慕われ囲まれて/わが人生を 堂々と飾っていく/これこそ/名誉も 勲章もな/偉大なる庶民の/大勝利のドラマなりと!(P51)
 
●新しき魂との出会いなくして/人間は 偉大になれない/交流が 絶えるとき/排他がはびこり/独善が横行する(P55)
 
●正しいからこそ/難を受ける/大悪を破るからこそ/大善となる(P72)
 
●たとえ わが身が どうなろうとも/私は 大切な会員の皆さまを/断じて 守りに護る
わが同志も 私と同じく/勇気ある信心を 生涯貫け!/断じて 御本尊を離すな!/絶対に 仏勅の学会から離れるな!
その時 私は思い浮かべていた/大聖人の御金言を/「願くば 我が弟子等/大願を をこせ」――(P82)
 
●戦は/攻めることである/勝つことである/断じて勝たねばならない
戦は/作戦が必要である/心の一致が必要である/勢いがある方が勝つ/足並みが揃っている方が勝つ
戦は/必ず 勝たねばならない/勝つと決めた人が勝つ とは/厳然とした 歴史の常である(P84)
 
●今の陰湿なる/国家権力に対抗して/新しき哲学を持した人民の/結集と挑戦は/胎動し始めている
これは ただ一つ/太陽が昇るがごとく/輝きわたる/真実の平和勢力/創価学会のみとなった(P87)