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「輝きの明日へ8」池田大作
 
「輝きの明日へ8
池田名誉会長のスピーチから
池田大作
小冊子
聖教新聞社
定価100円
102ページ
1997年73日 初版発行
 
1997年 平成9 11月 読了
 
  
 
収録期間 平成9(1997年)415日~426日
 
【目次】
 
「民衆の世紀」の夜明けへ 太陽と輝け!!(第1回全国学生部幹部会)H9.4.15
 「エミール」――恩師との思い出
 訓練される幸せ
 御聖訓「一念に億劫の辛労を尽くせば本来無作の三身念念に起こるなり」
 師弟の御金言
 精神闘争の青春こそ幸福
 日中青年の友情
 覚悟を決めれば生命が躍動!!
 組織が皆の力を引き出し、生かす
 必死の一人は万軍に勝る
学会が立てば 歴史が動く
 改革は始まる「自分の改革」から!!
 自分から始めよ 足元から波を起こせ
 日々、新しき自分を創造せよ!!
 社会に関われ!
 事を成す人間を!
 思想は獄中で躍動する
 ピリオドを!! 権力が民衆の上に立つ“転倒の歴史”に
 民衆が従順だと、権力は増長する
 周総理夫妻の楽天主義
 大楽天を競う
 周総理夫妻の楽天主義“坐して語るより 起って行動せん”
 リーダーシップは苦労で育つ
 根を張ってこそ、花は咲く
 試練の火が、本物をつくる
 正義の太陽と燃えよ!! 社会の闇を焼き尽くせ!!
 嘘を許すな! 真実を昇らせよ
 
民衆を愛し、民衆に愛された牧口先生(SGI最高協議会)H9.4.17
 全集に未収録の七遍の文章が
 牧口先生の新資料が語る「人材育成の熱誠」後輩を自分以上の人材にと
 「若い人を伸ばしたい」との真情
 期待する人材
 青年を元気にする指導者たれ
 気兼ねなく議論できる世界を
 根本に徹すれば行き詰まらない
 逆恨みから迫害が起こった
 牧口校長への圧迫に教員・父母が反発 「先生を守れ!!」と抗議運動
 先生をやめさせるなら私たちも!
 民衆運動こそ歴史の要請
 横暴に盲従する時代ではない
 
21世紀へ 人材の流れを(SGI春季研修会)H9.4.19
 求道の旅路――福徳は三世に
 社会を離れて仏法はない
 異体同心が発展のカギ
 水魚の思いで
 日寛上人の晩年――どんな時代か
 ヨーロッパでは
 日寛上人は世界広宣流布を展望 堕落した宗門を厳しく破折
 御本尊こそ根本! 供養は広布のために!
 日寛上人は偉大な宗教改革者
 “一切の差別なし”平等大慧の人間仏法を宣言
 祈りとして叶わざるなく
 怨嫉の人とは悪鬼入其身の僧
 同志を守れば 自分が守られる
 同志は、そしり合ってはならない
 SGIの前進を世界が待望
 
日蓮仏法は「師弟不二」が魂(5.3「創価学会の日」「創価学会母の日」記念第10回本部幹部会、聖教新聞創刊46周年記念配達員大会)H9.4.21
 大発展のブラジル 原動力は一人の女性の祈り
 18年、彼女は耐えて祈った
 花開いた祈り
 人間の憲章の世界的詩人
 婦人部の心で決まった
 SGIと活動すれば勇気がわく
 裏切りこそ人間の最悪の罪
 英雄は生きる! 二世紀の後も
 広布の人生は時とともに光る さあ「民衆万年の幸福」へ!!
 人類を照らす希望の太陽
 独房で戸田先生は「弟子の祈り」を 「難よ私に集まれ!! 牧口先生が一日も早く牢から出られますように!」
 崇高なる師弟
 悪口罵詈こそ日蓮仏法の誉れ“本物”の証明
 愚人にほむらるるは知者の恥辱
 宇宙的境涯から日本を見下ろす
 浄土から捨てられた衆生が集合
 無冠の友に心から感謝 皆さまは荘厳な「朝の劇(ドラマ)の主人公
 恩師の願いを皆さまが先頭切って
 全部、健康の滋養 全部、道理の軌道
 
<友との語らい>
大河アマゾンは、地球の生命の家(ブラジルの友と語る)H9.4.26
 アマゾンのほとりに立つと「大いなる地球」を感じる
 巨大なスケール アマゾン流域に日本列島が18個入る
 河口の幅は東京――大阪間、中州が九州の大きさ
 語源は女戦士「アマゾン」から
 莫大な地下資源
 持ち込まれた病気に苦しむ
 高度な古代文明もあった
 珍鳥・古代魚・蝶の楽園も
 家庭訪問に船で二週間かかった
 食べ物は?
 
  
 
池田先生のスピーチ集「輝きの明日へ」の第8巻です。
 
平成9年(1997年)4月15日~4月26日までのスピーチ・語らい等が収録されています。
 
以下、ポイントメモです。
 
●周総理について(P10)
 
●組織というと、何か自由を束縛する、邪魔なものと感じる人もいよう。しかし、自由といっても、自分がどう進めばいいのか、何の道もないから、無軌道になってしまう。
走るときも、道が無かったら、どう行けばよいのかわからないし、迷走してしまう。組織があるからこそ、弱い自分を律してくれるし、励まし、支えてくれる。行くべき軌道を歩んでいける(P12)
 
●人生の英雄になれるかどうか――それは試練を受けて乗り越えられるかどうかにある(P19)
 
●ルネサンスの巨人、レオナルド・ダ・ヴィンチについて(P26)
 
●同志は、皆、我が眷属である。その眷属を守れば、すべてが諸天善神となって、生々世々、自分を守る働きをしてくれる。これが仏法の偉大なる法理であることを知っていただきたい。
友を心から尊敬し、賛嘆する人は、自分も尊敬され、賛嘆される。友の幸福を心から喜べる人こそが、幸福なのである(P55)
 
●裏切り者は、どこの世界にもいる。また、偉大な人間であればあるほど、裏切り者は必ず出てくる。大聖人も、ひどい裏切りにあわれた。
同じ道に進んでいながら、友を裏切り、師匠をも裏切っていく。それほど、人間の心というのは変わりやすく、怖いものである。だから、南米解放の父(シモン・ボリバル)は言った。「忘恩は人間がなしうる最大の犯罪である」。人間として、裏切り以上の悪はない、と(P68)