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「創価のルネサンス92」池田大作
 
「創価のルネサンス92」
池田名誉会長のスピーチから
池田大作
小冊子
聖教新聞社
定価100円
108ページ
1996年4月2日 初版発行
 
1997年 平成9年 8月 読了
 
★ ★ ★
 
※収録期間 平成8年(1996年)1月14日~1月27日
 
【目次】
 
築け! 衆生所遊楽の「永遠の都」(戸田先生生誕96周年記念第96回本部幹部会)H8.1.27
 やがて人間共和が権力に勝つ時代が――ホール・ケイン
 民衆共和の都をわが地に!
 人間共和築く大座談会運動
 希望を触発、智慧を触発 座談会が社会を変える
 釈尊も座談会へ
 平等の対話に仏法の魂
 七種類の妻
 衆生所遊楽――「人間はこの世に遊びにきた」戸田先生
 希望博士に 生活博士に
 牧口・戸田先生の精神を永遠に
 難こそ成仏のチャンス 牧口先生、戸田先生がその証明の劇(ドラマ)を
 三類の山の先に成仏の黄金峰が
 戸田の命よりも大切な組織
 不滅の王者・ヒマラヤのごとく
 王者の山は、烈風に揺るがず
 菩薩の心 堅く 不動なること 須弥山の如し
 現代の菩薩
 八風に侵されぬ人を諸天は守る
 永遠の「創価の山」を築きゆけ!
 一途の信心で
 婦人部総会に祝福の歌を
 
大難は「法華経の行者」の証明(関東ルネサンス会議メッセージ)H8.1.14
 人道の英雄 エスキベル博士夫妻の信念
 正しいからこそ権力に狙われる
 権力は嘘つき 断じて言い返せ!!
 彼女の心の強さが私を救った
 正義の人よ喜べ! 迫害こそ栄光と
 馬で進めば犬どもは吠える
 大難のさなか 門下に激励を
 法華経に「仏の入滅後は なおさら怨嫉が多い」と
 難に遭わないのは本物ではない
 大難の時に立つ人が 未来永遠に仏と
 「我、学会員なり」と喜びの唱題を
 
「第三の千年」へ 世界市民の挑戦(第21回「SGIの日」記念提言)H8.1.26
 “非人間性”との戦いに人間の証
 20世紀の精神の教訓 分断のエネルギー止める道を
 未来への責任感こそ“人類共闘”の礎
 SGI憲章の三理念 ・世界市民の理念 ・寛容の精神 ・人権の尊重
 人類益に立った世界市民の連帯を
 「貧困撲滅のために国際年」地球社会の“歪み”克服が焦点
 人間開発優先の“参加型”へ発想を転換
 地球時代の倫理観 「想像力」と「勇気」もった世界市民を輩出
 内なる革命促す「人間革命」運動こそ「地球革命」の王道
 「対立」超える寛容の精神 南アフリカの挑戦 「敗者」をつくらない社会の実現
 民族意識の虚構打ち破る「教育」の重要性
 人間共和の世界拓く共生の哲学
 「平和の内実」は人権の尊重に
 ヒューマン・セキュリティーの核心 真に人間らしく生きる権利
 人道的競争の時代予見した牧口初代会長
 「内なる人権侵害」と「他国への侵略体質」は表裏一体
 民衆の手で時代変革の波を
 「戸田記念国際平和研究所」(民衆立の研究所)を開設
 世界の英知結集し「不戦の世紀」へグランドデザイン
 人間の力で、光輝満つ新たな時代開幕
 
創立者祝辞
自分に勝て、我が道で勝て(創価大学・学生部の栄光大会)H8.1.26
 乱世に勝つ「福運の青春」を
 ヒトラ-の野心
 傲慢は臆病の裏返し
 まっすぐに!
 走ろう! 「我が使命」の大道を
 理想を大きく
 おめでとう! 君は自分に勝った
 ベルリン五輪 青年の力走が独裁者の傲慢を砕いた
 また、あすも勝て
 限界は、越えるためにある 自分に勝て! 人生は常に新記録への挑戦
 人生の金メダル
 民衆の台頭を恐れ、弾圧
 
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池田先生のスピーチ集創価のルネサンス」の第92巻です。
 
平成8年(1996年)1月14日~1月27日までのスピーチ・メッセージ・記念提言・祝辞等が収録されています。
 
以下、ポイントメモです。
 
●どんなに娯楽に興じても、一時のことである。深い次元からの自分自身の触発、成長はない。
それに対し、仏法は「自身の成長」と「生活の向上」のためにある。どこまでも「現実」の人生に根ざしている(P9)
 
●上から命令する。大きな声で、偉ぶって人を使う――とんでもないことである。そんな世界は、もはや仏法の世界ではない(P10)
 
●真剣勝負には、人生でも、スポーツでも、ここ一番という“山”があるものだ。仏道修行にも山がある。それが三類の強敵との戦いである。この山を乗り越えてこそ仏になれる。広宣流布もある。
そうした喜ぶべき大難を、たいていは逃げるか、怖がるか、避けてしまう。しかし、大難を避けて、成仏はない(P16)
 
●八風について(P21)
 
●アルゼンチンの人権の闘士、エスキベル博士について(P32)
 
●「私は、私が信頼する人が非難され、悪口を言われ、圧迫を加えられている時は、その人に何も言いません。しかし、その人が、誰からも非難されなくなった時は、(それは闘争をやめたことを意味するゆえに)私は不満を述べるでしょう。
ドン・キホーテの物語に『犬どもが吠えている。それは、我々が馬に乗って進んでいる証拠だ!』とある通りです――エシキベル博士(P35)
 
●「SGI憲章」を制定(P49)
 
●現実の諸問題に悩み苦しむ人々や、自らの尊厳が脅かされても為す術をもたない人間に対して、無関心でいられるような荒廃した精神、また生命感覚であったならば、どうして人類の未来など論ずることがあるでしょうか(P63)
 
●この、今の現実の中で諸君は「勝利者」にならなければならない。仏法は勝負であり、人生は勝負である。勝たなければ幸福もない。
それには何が必要か。
戸田先生は、「ある意味で、人生は賭である」と言われていた。
「運が良ければ、勝てる。運が悪ければ、どんなに努力しても、だめな場合がある。これが現実だ」と。
ゆえに、実力とともに、福運が大切である。
福運をつける究極が信心であり、題目である。この根本の法を行じながら、だれよりも福運に満ち満ちた大勝利の人生を飾っていただきたい(P95)
 
●自分が強くなればよい。いな、自分が強くならなければ、この乱世で勝つことはできない。
人がどうであろうと、だれが何と言おうと、自分が力をつけ、力を発揮していくことである。また最高の強さを引き出すのが、正しき信仰である(P106)